2010年4月アーカイブ

今月22日に出発した今回の巡業は今日がフィナーレ。8日間で日本の4都市を巡る、ってのはサスガにきついです。しかも今の時期、気温や気候がコロコロ変わる。猫の目のように目まぐるしく変化するのは、秋だけじゃなかったんですねぇ...この一週間でも軽く20℃をオーバーしたり、10℃を切る記録的な低温になって上着を脱いだり、着込んだり...狭い国土の日本ですらこの状況だと、世界はもっと激しく変化しているに違いないことくらいは想像できます。「ゼッタイに何か、オカシイ」そう感じない方がオカシイ、そんな最近の地球環境...。

 

GW前のこの時期、東京~名古屋~大阪と巡ってきたのですが、いくら寒がり屋の道産子とはいえ、毎夜ずっと暖房を入れっ放し...というのは、今まで記憶にないですねぇ...。日中、陽が差せばそこそこに暖かいものの、夕方から夜、朝方にかけては各都市、しっかりと冷え込みました。春を求めての逃避行だったのに、とんだ残寒で...。

 

昨日は札幌から久々にママさんが大阪入り。てんちょ、なみ平&ピカりん、イッキクンと一緒に神戸空港までお迎えに。何時もなら関空を利用するところなんですが、今回はちょっと変化球。神戸空港は、三宮からポートアイランドを抜け、沖に向ってしばらく走らなくちゃなりません。離発着の便数は少ないものの、時間さえ合えばコンパクトで親しみやすい空港。天気が最高に良かったこともあって淡路島~四国へドライブしてきました。

 

どちらかといえば「蕎麦党」の私ですが、「讃岐うどん」なら美味しく食せます。ファミリー揃って本場の讃岐うどんを舌鼓。優しい陽射しを受けて、海水浴場もちょっぴり初夏していました。徳島では「四国八十八ヶ所」、一番札所の「霊山寺」と二番札所「極楽寺」にお参りしてきました。何時か必ず、時間を作って「八十八ヶ所」のお遍路、巡拝ツアーに挑戦してみたいと思っています。

 

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昨日は下北店でシンガポール国営放送TV局の取材があり、久し振り...もう何年振りで「東京カレー番長」の水野クンとの再会を果たしました。懐かしくて結構長い時間、カレー談義で花が咲いちゃいました。そのシンガポールTVの番組は「日本における独特のカレー文化とその歴史」といった内容でシンガポールの他、マレーシアとインドネシアで放送されるとのことでした。

 

昨夜のうちに東京を発って名古屋に入りました。そして、今夜中に大阪へ...と思ったのですが、あまりにも目まぐるしくハード過ぎってことで名古屋は、明日午前中に発つことにしました。

 

それで...

 

昨日の東京カレー番長水野クン、NAOTOクン、ゴスのクロポンさん、いきものがかりのほっちくん...などの面々に大絶賛された「特製泰山ラー油」を、下北店に続いて名古屋・大須店でも大量に仕込みました!

 

今、巷で話題沸騰の「食べられるラー油」を「泰山ならこうなるラー油!」ってこってす!作ってみて「ラー油」と言うより「泰醤(タイジャン)」って感じが言い当てています。マジスパのラー油ファンの皆さん、一度「泰醤」の甘辛のキレ、コクと深みのある出汁をご賞味ください!

 

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今、東京に来ています。昨夜の千歳発最終便で羽田に飛んだのですが、その日の天気図を見てイヤ~な予感。そして、それが的中。離陸してから着陸するまで何だか分厚い雲か乱気流の中にいるようで、史上空前に揺れっ放し。ジャンボ機が木の葉のように揺れて...実にスリリング&スゴ味あるフライトでした。乗客の9割方は遺書めいたものをしたためていた位で...?!

 

今季になってから何度書いたことか...せっかく北極の寒さを逃れて東京に来た筈なのに...東京は寒いぞッ!北海道と、ち~とも変わらへんやないの!それもそのはず、GWを控えた今時期で、この冷え込みというのは58年振りなんやて。全国的な日照不足と気温の乱高下...一体、何時まで続くことやら...。

 

今回の東京は、現在2012年春の開業を目指して工事中の「東京スカイツリー」の視察(23日)と、シンガポール国営TV放送の取材(25日)の予定。今日はそのスカイツリーへ。昨日から続いている冷たい雨が降りしきる中、慣れない電車で緊張気味の移動。まずは井の頭線で下北沢から渋谷へ。渋谷からは地下鉄半蔵門線で終点の押上まで一本。ちょうど30分。浅草のひとつ先になりますね。

 

地下鉄押上駅から地上に出て辺りを見回すと、探さずともソレは直ぐに目に飛び込んできます。流石に、かなり巨大な建造物!現在は350mくらいまで(第1展望台)工事が進んでいるものの周辺商業施設などはまだまだ先の話で、骨々した鉄塔だけが東京の下町の中に突然そびえ立っている感じ。工事途中とはいえ先日東京タワーを抜いて、すでに日本一の高さは威風堂々。でも、あいにくの雨空だったので、上の方は雲で霞んでいました。

 

 

skytree2010-4-23 008.jpg  ★あいにくの空模様...最上部の辺りは低い雲が掛かって流れていました。

 

 

skytree2010-4-23 007.jpg  ★東京スカイツリー完成予想図。川のこちら側が浅草界隈。

バンコクよ、鎮まれ!

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自分では地元札幌の街より詳しいとまで思っている、心のふる里バンコク。そのバンコクが、今まさに市街戦状態になっている。今年の1月~2月にかけても、スパ旅で彼の地を踏んだばかり(その時は平和だった)。スパ旅のスケジュールが一寸でもズレていたら、大変なことになっていただろうし、考えたらゾッとする。

 

振り返ればこの騒動も2006年に遡る。その頃から親タクシン(当時首相)派と反タクシン派の対立が激化して、同年9月には軍部によるクーデターが起こりタクシン政権が倒れた。その後、何度か政権が入れ替わり、0812月に現アビシット政権が誕生したのだが、以降は断続的に親タクシン派(赤シャツグループ)による反政府デモの攻撃を受けている。

 

だが今回のデモのように長期間に渡り、しかも観光客が多い市内の中心部で血液による過激なパフォーマンスをやったり、結果的に多くの犠牲者を出すような結果になってしまったことは、実に残念でならない。タイにおけるこのような内政混乱は、社会的な対立構造に端を発していて根が深く、事態の収拾や具体的な解決の方法が現在の処、見つからないでいるのだろう。

 

普段、あんなに物静かで優しいタイ人が何故、あれほどまでに過激になるのだろうか?貧しい農村部や倒産した零細企業関連の人たちが中心を成すと言われる赤シャツ隊が、何故あのように長期間、首都バンコクでデモ活動できるのだろうか?その活動資金は一体何処から拠出されているのだろうか?幾ら好きな国...タイのこととはいえ複雑な内政のこと故、余計な口を挟むのは止めよう。しかし...

 

多くの国民から敬愛され市内各所、至る所に掲げられている肖像画...プミポン国王...そう、お国の一大事ともなれば、双方の中に割って立ち「鶴の一声」で、何時も「トンデモ波乱状態」を穏便に、平和的に鎮めて下さった...その国王様の存在が感じられない。お姿はおろか、空気も雰囲気も見えない...感じられないのはどうしたことだろう...淋しい限りである。

 

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今日は朝礼も落ち着いて出来ないほど、朝イチから大変なスタートになってしまいました。OPENと同時にNHKさんの取材。これは丁度、来週火曜の20日に放送予定の「ゆうどきネットワーク」(夕方4:50~)。全国放送なので時間のある方はご覧になって下さい。

 

そして、お昼頃から民放TVの取材もあって、2本同時に並行して取材されるという初めての体験...。これはスープカレーに関することと、昨夜立ち上げたばかりの「日本スープカレー協会」関連の取材でした。放送日は未定。

 

で、このTV関連の取材で来札していたゴスペラーズのクロポン(黒沢薫)サンも、札幌本店へは久し振りのご来店。NAOTOクン、そして「芸能人カレー部」の森下千里ちゃんは初来店。TV2本の取材でごった返しの中だもの、久々に大汗かいちゃったなぁ...。それにしても、何時ものことだけど、NAOTOクンは実に心優しい!ここんとこカレー協会設立という流れの中で、色々あったことに気遣ってくれたり、絶えず笑顔のエネルギーを送ってくれたり...ホントにありがとう、NAOTOクン!

 

因みに「芸能人カレー部」...千里ちゃんの他、石田純一、武蔵、ラサール石井、新山千春...と豪華メンバーの方々でチームを作り、実際に関東方面でカレー店を展開しています。私はまだ食していないのだけど、さてはマジスパチェックだったりして?!...そう言えば、以前、武蔵さんも来てたしなぁ...芸能人の方々は、本当にカレー好きが多い!

 

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以前、ブログでもお話ししていた「スープカレー協会」の件、やっとの事で先日、社団法人として登記を済ませ、今日(412日)目出度く、第1回会員総会(設立総会)が開催される運びとなりました。そして実は、此処に至るまで、何度も紆余曲折、様々な風雨波風があったのですよ。

 

個人的には、小さな枠組みの民主主義によって決められたルールなどに、チマチマ拘束されたくない性格でもある故、「仲よしクラブ」的な集いとか、ましてや理事長職などには少々抵抗もあったのですが此処は視野を大きく広げ、大所高所に立って腹を括り、犠牲的精神で頑張ろうと思った訳なんです。「地域活性化=北海道を元気にさせる!」という大義名分もありますからね。

 

今日の今日まで、十分に納得...どころか、コミュニケーションがそれほど成されておらず、本音で言えば私は冷却消滅寸前でした。何を話せば良いものか暗中模索...そんなネガ気分で会場に行ったら、何とすでにNAOTOクンとマツさんが来ているじゃありませんか。単純にそれだけで心が和んでしまいましたね。わざわざこの日のために来てくれたんです。思い直し気を取り直して、全てを円く収めねばなりません。

 

そして会場にはプレスの方々...情況的には腹を括らなければならない絶対条件もあったのですが、何より「スープカレーの哲学」だけは、他の誰にも語らせたくなない!「スープカレーとは何ぞや?」この質問には私が答えを示す!...そんな強い思いがあったからなんです。

 

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現在、拙者の大脳新皮質の中身は、ほぼ「禁煙・断煙」に関連する事柄で占められているので、どうしてもその話題になってしまう。人間が何らかの依存症に堕ちった場合、そこから抜け出すのにどれほどのエネルギーを必要とするのか...ある一人の愚かな人間を通して観察なり、その類(禁煙挑戦)の参考にでもなれば幸いかも。

 

プログラムに突入して11日目。気が付けばもう断煙も4日目になった。振り返ってみれば、割とスムースだったような気もするが、ドラッグの力(薬効)を借りなければこうはスンナリいくまいぞ...ということもリアルに感じる。一年365日、40年間休みなく続けた習慣や悪癖が、気合いと気力だけでピタッと止められるなんぞ、至難というより奇跡に近い。

 

今日までドラッグ(チャンピックス)のパワーで、1本の煙草を吸うこともなく、上手にコントロール出来ているようにも思えるが、正直なところひどく苦しく、もどかしい。元々、極端な閉所恐怖症の私は、誰かに何かを強いられることすら強力苦手である。因って、先生に脅迫(モトイ、忠告)されたから挑戦しているのではなく、自分で望んでやっていることなんだ!だから挑戦は必ず成功するんだ!と、常に自分に言い聞かせるようにしている。

 

「断煙プログラム」も新薬と一緒とは言え、決意して実行(キッパリ煙草と決別)するのは、最終的に自分の意志であり、自分自身だろう。長期間のニコチン摂取による楽しさや安息感は、単に気のせいではなく脳内麻薬の影響によるものらしい。だから、「吸う、吸わない」を決めるのは、長期間依存をした者にとって常に苦痛を伴う。しかし、少なくとも薬を飲んでいる間は「吸いたい」という欲求を抑えられるし、その間に「煙草を吸っていた自分自身のシチュエーション」毎に、煙草ナシの自分を慣れさせるか、そんな局面を一つ一つ消し去って行けばいいのだと思っている。

 

それにしても、今日のブログを完成させるために、こうしてキーボードを叩いているこの今の瞬間も、思わず「タバコを吸いたい!」という衝動に駆られる。例えばこれが、習慣になっている一つのシチュエーションだ。私の場合、この状況が一日のシーンの中に幾つも散りばめられている...タバコ2箱だったなら40回の衝動があり、3箱なら一日60回もの衝動が、我が胸を突き抜けるのである。薬を飲んでいても、突如として湧き上がってくる衝動を、毎度急激に抑え込むってのは、実に胸苦しい!

 

★今日もまたUSJシリーズ。ディズニーランドほど込んでもいないし、ナニワ店からもそう遠くないし(20~30分)、気軽に行けまんねん。気分は能天気にカリフォルニアや...こんな雰囲気って夢があって、無条件に楽しくて、大のお気に入りなんねんな。

 

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禁煙のプログラムも2週目に突入。実質、お約束で今日からタバコを1本も吸えないことになっているんだけど...。薬も0.5mgから倍の1mgに増強。しかし、イキナリ朝の一服目を服用したとたん、説明書に書いてあった副作用と思われる症状が現れた(思い込みが強い正直者なのです)。ムカムカ胸が悪くなり、吐き気がして、全身が疲労感のような気だるさに包まれてしまった。きっと強力なお薬なんだろうな...。

 

大阪・ナニワ店はお休みだし、お花見するにはうってつけの日和。そんな、禁煙薬による悶絶の症状が出て「気分転換にちょいと一服」...な~んてことになっちゃマズイし、冗談にもならない...ってことで、なみ平、ぴかりん、イッキくんを連れ出して、お花見で邪気を払い、気を紛らわせることにした。

 

ナニワ店のチョモラン(地元大阪出身)から先に情報を得ていたので、淀屋橋からアクアライナーという水上バス(遊覧船)に乗った。淀屋橋から北浜~OAP桜ノ宮~大阪城公園を巡る周遊ルート。晴天ピーカンだったので、可憐なソメイヨシノの満開の花が青空に映えてとても麗しい。TVでは時々放送されているような、川面から見るアングルのお花見は初体験だったので涙が浮ぶほど大感動。タメ息が出るほどの景観...ほぼ1時間のお花見クルーズは、薬の副作用のことを忘れさせてくれるに十分だったなぁ...。

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去年まで我が巨人軍で現役プレイヤーで大活躍、今シーズンからは巨人軍の内野守備走塁コーチとして将来を嘱望されていた木村拓也コーチがくも膜下出血のため、今日7日亡くなった。42日に行われた試合前の練習中に倒れ、5日間も意識不明の状態が続いていたが、本当に残念なことに帰らぬ人となってしまった...37才はあまりにも若すぎる!

 

彼は私の大好きなタイプの選手だった。体格もそれほど恵まれているわけでもなく(173cm)、ヒーローインタビューを見ていても、いかにもシャイで控えめな感じなのにピッチャー以外は全てのポジションをこなす、玄人好みの素晴らしいユーティリティプレイヤーだった。しかもシャイな笑顔も印象的で、リーグやチーム、そしてファンの垣根を超えて愛された選手だったと思う。その証拠に、今日のプロ野球全6試合、12チーム選手全員が、試合前に半旗を掲げ黙祷したのである。

 

私はキムタクのようなエネルギーを持った選手が好きだし、何時も注目している。例えば松本選手、ガッツ小笠原選手...物静かで控え目、シャイで(ココがポイント)小兵でありながらも、ココぞ!という時にはキッチリ仕事をこなす...そんな選手が好みだし、つい応援したくなる。キムタク、本当にイイ選手だったね...。連覇する巨人軍を虚空から見守っていてくださいよ!心からご冥福をお祈りいたします。

 

★昨日とは打って変わって超寒風の中、てんちょ一家と一緒に南港のUSJに行って来ました。幾つになっても、ディズニーランドとかユニバーサルみたいな遊園地は夢があって楽しいものです。それにしても昨日が22℃あったなんて信じられないほど、雪でも降りそうな...めっちゃ寒かった今日のUSJ。

 

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今日の大阪は晴天の22℃。今年の各店巡業でやっと春の温もりを感じることができた。Tシャツ一枚でも十分に外を歩ける...今の時期、こんなことでも嬉しい。予報では明日もお花見日和らしいので、満開の桜を堪能できそう。

 

ところで禁煙プログラムも今日で6日目。41日にスタートしたので薬の飲み忘れもない、結果的に分かりやすいスケジュールだった。始まって、たった6日間なのに、タバコや喫煙に対する心や意識の振れ幅がかなり大きい。どちらかというとやっぱり、様々な意味での不安感や、ある種の恐怖感めいたものが意識の中に漂っている。

 

40年間と、ずい分長いこと付き合ってきた恋人である。彼女に対する周囲の評価は(最近はとみに)散々なものではあっても40年間、別れ話のひとつもなかったし、平和な友好関係を保っていた。それなのにこっちの方から突然、意識的に別れ話を初めて持ちかけたのである。心が揺れないはずはない。

 

昨夜(5日)の2005発の新幹線のぞみで名古屋を出発。名古屋~新大阪は51分間と、あっという間なのだけど、何時もJR西日本だけにあるサービス「喫煙車両」を利用している。昨夜も「これが最後の利用なんだなァ...」と感慨深く乗り込んだ...ハズが、驚いた!

 

車両内がめっちゃ煙い!お客様も少ないし、実際それ程の煙もないはずなのに、ひどく煙たく感じたのである。そんなことは初めての体験だった。薬が効いて、脳内ではもう既にタバコを拒否し始めているのだろうか...ともあれ、プログラム上、明日(7)でいよいよ愛飲のマイルドセブンQNEとは決別しなければならない!

 

「旨くない」と(文句を言いつつも吸っていたが)、昨日までせっかくそう感じるようになったのに、いよいよお別れの時が...となって、今日になってタバコの煙が妙に愛おしく、味わい深く感じてしまったのは何故だろう?禁煙薬効パワーよりも渇望のエネルギーが勝ってしまったのだろうか?それとも単に往生際が悪いだけなのか?フリーの私でこんな感じなのだ。舘ひろしさんはスポンサー(ファイザー社&禁煙治療の病院)の手前、プレッシャーとストレスは相当なもんじゃないだろうか...。

 

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「禁煙プログラム」を始めて4日目。今日から薬は倍の量(0.5mgから1mg)になった。通院している院長先生からの勧めで始めた断煙への挑戦。使用している薬は今話題になっているファイザー社製の「チャンピックス」。チャンピックスは脳内のαΒニコチン受容体に働いて、タバコに対する切望感を軽減し(ニコチン摂取に頼らなくてもOK)、喫煙による満足感を抑制する(タバコを吸ってもおいしくないと感じる)と言われている、日本初の経口禁煙補助薬である。

 

その副作用としては、腹痛、便秘、頭痛、吐き気、睡眠障害(不眠症)、異常な夢...などとあったが幸い、私の場合は今のところ上記のような症状は何もない。しかしWEBで色々と調べてみると、米食品医薬品局(FDA)は自殺願望や精神神経障害症状などの副作用の可能性があると注意喚起している。穏やかではない。が、薬量が倍に増えた今日は、確かに何時ものノーマルな意識とは違ったような気がする。

 

プログラムとして、7日目までは許されている。本数は意識的に控えているもののタバコは止めていない。しかし、明らかに吸引願望はコントロールできるようになった...というより、「吸いたい」という渇望が薄らいできたような気がする。妙な感じである。それと、「今回の治療()で、禁煙に失敗したらどうしよう...」という焦燥感や不安もある。と、それとは反対に「40年も付き合ってきた友人なのに、もう本当に付き合えなくなってしまうのか...」そんな矛盾した不安も根強く同居している。

 

これほどまでに喫煙者を、あたかも犯罪者の如く見る風潮が広まっている現代。しかもそのキャンペーンはワールドワイドだ。今まで考えたこともないが、そんなに煙草や喫煙が喫煙者個人だけでなく、社会や環境そのものにとって害毒であるのなら、何故、本腰を入れて行政や法律で規制しないのだろうか。そんな有害物質を何故、街角でフリーに販売しているのだろうか?単純に考えれば、煙草くらいなら「売っていなけりゃ買わない!」。ニコチンの依存度が高いのは分かり切ったこと。18世紀頃イギリスが中国に対してアヘン漬けにしたようなもので、煙草の販売ってのは、世界的な陰謀じゃないんだろうか?

忙中閑あり、名古屋でお花見

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私のこんな拙いブログでも読んで下さっているのか、今日はお久しぶり...ということでずい分多くの方々とご挨拶。名古屋のお客さまも熱いです。そんな訳で、出発当初の「尾張のんびり計画」はモロクも崩れ去って、本当に有り難いことに「三味一体」や「泰山サイドMENU」は御注文のタイフーン。然るに、先週の下北店の時と同じような炎の調理人と化してしまった。

 

でも、せっかく寒風を逃れこの時季に来たのであるから「満開の桜」を観ないテはない。夕方、やっと一段落したところで、名古屋では桜の名所のひとつ、マジスパ大須店からも近い「鶴舞公園」に桜見物。晴天とはいっても、気温はまだまだ低目で寒い位なのだけど、公園内はお花見宴会も満員電車状態。花()を眺めながらの宴会...こうしたスタイルは世界でも珍しく、日本独特の風習なのだそうだ。そんな四季の花鳥風月を愛で、風雅を楽しむ日本人らしさ、ってのはいいもんだなぁ...。

 

日本にある桜は600種類位あるらしい。しかし、その中で「ソメイヨシノ」が全体の80%を占めるという。日本中でソメイヨシノを見物している?北海道の場合はそれが「エゾヤマザクラ」になる。例年ならゴールデンウィークの後半に見ごろになるのだけど、近年は温暖化もあってかGWの前半、去年はGW前に満開になった。ソメイヨシノより花びらのピンクの色が濃く、山桜だけあって野性的な感じの桜だ。パッと咲いてパッと散る...そんな潔さが日本人の気質に合い、心を惹き付けているのかもしれない。

 

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突然ですが(毎度のこと?)、名古屋・大須店に来ています。「禁煙プログラム」の薬の影響で、モウロウとなって、意識が回復したと思ったら大須観音の境内に...てなことではありませんが、長いことご無沙汰していたので(今年初)飛んで来ました。今回も暖を求めて南下して来たハズが、名古屋もまた寒いです。先週の東京もそうだったけれど、桜の季節ってこんな風に冷え込むものなんでしょうかねぇ...でも、桜はちょうど見頃のようで...。

 

久々の大須店なので、初日から頑張って「泰山SPECIAL」メニューを7~8品目作りましたよ!週末もヒラメキと思い付きで、名古屋のファンの皆様に「右脳料理」を作りまくる予定です。土曜日は「気まぐれカレー」も仕込みます。夕方頃には完成させますので、気まぐれファンの方はお楽しみに!

 

大須店には月曜日の夕方頃まで滞在してその後は、これまた今年初の大阪・ナニワ店へ飛ぶ予定。先週の東京、今回の名古屋...と寒さ続きだったので、ナニワ戦士諸君、今度こそ暖房を強めに入れておいて!じゃなきゃ、厳寒逃れて南下した意味がないな~。

煙草を嗜んでいない人にとってはどうでもいいことかもしれないが、今日(41)から、私にとっては人生初の試練が始まる。「禁煙プログラム」の開始日だ。

 

先日、病院に行ってから一週間(3月いっぱい)は、自由に吸っても良し。薬を飲み始める今日(4/1)から一週間は「吸えるものなら吸っても良し」つまり開始1週間目の7日まで。そして8日から絶対に吸ってはいけない。そのプログラムを12週間続ける(その間、数回の診察を受ける)...というもの。マスコミで話題になっている、俳優の舘ひろしさんがチャレンジしているのと同じプログラム(保険も適用される)

 

30代半ばで父から言われた忠告を思い出した...「死にたくなかったら、煙草かお酒かどちらかを止めた方がいい」その時は、度が過ぎ&浴びるほど飲んでいたお酒だが、スパッと酒断ちを選んだ(今でも一滴たりともアルコール類は口に含んでいない)が、今回はもう一つの、長い間の嗜好習慣を断つ。

 

000-タバコ.jpgだが、決して「死にたくない」からやめるのではない。喫煙する人はその行為自体が無意識の習慣なので、「ひょっとしたら、コレで寿命を縮めているかもしれないなぁ...」な~んて、自覚しながら毎度吸っている人はいない。喫煙習慣を止めれば、すこぶる健康的になることは百も承知。悲しいくらいに分かり切っている。止められるものなら止めたい...と、喫煙者なら一度や二度、考えたこともあるだろう。

 

世の中のヒステリックなまでの嫌煙運動の流れの中で、喫煙するのも肩身が狭くなったことは確かだし、もう、この辺りが潮時なのかもしれない。そして健康的&ポジティブな心身を保って、次なるチャレンジに向かいたい

...こんなことを話すなんて、何だか未練たらしくもあり...。

 

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