禁煙について名古屋で考えた...

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「禁煙プログラム」を始めて4日目。今日から薬は倍の量(0.5mgから1mg)になった。通院している院長先生からの勧めで始めた断煙への挑戦。使用している薬は今話題になっているファイザー社製の「チャンピックス」。チャンピックスは脳内のαΒニコチン受容体に働いて、タバコに対する切望感を軽減し(ニコチン摂取に頼らなくてもOK)、喫煙による満足感を抑制する(タバコを吸ってもおいしくないと感じる)と言われている、日本初の経口禁煙補助薬である。

 

その副作用としては、腹痛、便秘、頭痛、吐き気、睡眠障害(不眠症)、異常な夢...などとあったが幸い、私の場合は今のところ上記のような症状は何もない。しかしWEBで色々と調べてみると、米食品医薬品局(FDA)は自殺願望や精神神経障害症状などの副作用の可能性があると注意喚起している。穏やかではない。が、薬量が倍に増えた今日は、確かに何時ものノーマルな意識とは違ったような気がする。

 

プログラムとして、7日目までは許されている。本数は意識的に控えているもののタバコは止めていない。しかし、明らかに吸引願望はコントロールできるようになった...というより、「吸いたい」という渇望が薄らいできたような気がする。妙な感じである。それと、「今回の治療()で、禁煙に失敗したらどうしよう...」という焦燥感や不安もある。と、それとは反対に「40年も付き合ってきた友人なのに、もう本当に付き合えなくなってしまうのか...」そんな矛盾した不安も根強く同居している。

 

これほどまでに喫煙者を、あたかも犯罪者の如く見る風潮が広まっている現代。しかもそのキャンペーンはワールドワイドだ。今まで考えたこともないが、そんなに煙草や喫煙が喫煙者個人だけでなく、社会や環境そのものにとって害毒であるのなら、何故、本腰を入れて行政や法律で規制しないのだろうか。そんな有害物質を何故、街角でフリーに販売しているのだろうか?単純に考えれば、煙草くらいなら「売っていなけりゃ買わない!」。ニコチンの依存度が高いのは分かり切ったこと。18世紀頃イギリスが中国に対してアヘン漬けにしたようなもので、煙草の販売ってのは、世界的な陰謀じゃないんだろうか?

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