2011年1月アーカイブ

もしかすると本拠地が札幌で、なおかつ道産子の私が、北海道より遥かに南部に位置するこの島根・出雲に来たというのに、この冬一番の辛く寒い思いをしているかもしれまへん。ホテルの部屋に戻って来ると(たとえ暖房のパワーが弱くても)、そのホンワカ温もりにホッ・・・とするんですよ。昨日に引き続いて、今日も朝からず~っと横殴りの猛吹雪!結局、島根に来て晴れたのは初日、出雲大社さんに参詣した時だけ(それがまた特別に有り難き幸せ)でした。

 

そんな中、今日も歩いた歩いたぁ~っと。何もよりによって、こんなデンジャラスな日に無理しなくてもイイと思うんだけど、それがその~この処、歩くことに快感を覚えた私は、妙なところで頑張ったりして・・・吹雪に顔を凍らせながらも前進また前進!「此処は北海道じゃないのかっ!」そう錯覚してしまうくらいホ~ント寒かったです...途中、お店に立ち寄って暖を取りつつ(そうでもしないと凍死しちゃいそうで)...そしたら、お店の人が教えてくれました...「島根は四十数年ぶりの寒波」だってさ!

 

寒いハズだよ、道産子さん!こっちの人も驚いて、寒さ対策に困っていたんだから!そう・・・風が強かったから体感温度も実際の気温よりもずっとずっと低く感じたし、歩いていても強風で体温は奪われてしまうし...ちょっとアブナ~イ感じやったなぁ・・・島根の吹雪で遭難なんて、冗談にもなりまへんがな。

 

そんな今回イチ、めっちゃ悪条件の今日は、松江城の天守閣まで昇って(天守閣も強風で揺れてた!?)~あのラフカディオ・ハーンこと、小泉八雲記念館~武家屋敷~島根県庁~京橋~カラコロ広場...なんて処(松江市内)を鬼の行軍してきました!結果、ナ・ナ・ナ~ンと16200歩やっ!!!この冷凍庫の中ででっせ!!!この度34日の出雲大社・一人旅も、大荒れ超悪天候でありながら又、何時もの如くバラエティに富んだ欲張りなツアーになってしまいました。マア、貧乏性だからしゃ~ないし...。明日、東京・羽田経由で暖か~い()札幌に帰れるぞ~い!

 

 

松江城01.jpg 松江城02.jpg★やや小ぶりではありますが、男性的な力強さのある松江城です。

 

 

八雲庵庭園.jpg★八雲庵の日本庭園。おいしい出雲蕎麦屋さんでした。

 

 

武家屋敷.jpg★武家屋敷の塀。この通りに小泉八雲記念館などが並んでいます。

 

着いた昨日の出雲の空とは打って変わって、天気予報通り朝から大荒れの今日(結局一日中降り続く)の島根。こんなあいにくの悪天候なら、もってこいの「足立美術館」です。早速Go!出雲駅からJR40分の安来(やすぎ)市駅へ...ここはあの「ドジョウすくいの安来節」で有名なところ。安来の駅からまたノンビリバスに乗って20分...こんな風にJRや市バスを乗り継いでの旅なんて何十年振りだろうか...こんな、ビリノン一人旅もなかなか良きものですねぇ。

 

足立美術館は予想していた以上にスケールも大きく、横山大観を代表とする日本画中心の作品展示数は実に見ごたえ十分。それと、この足立美術館のウリは個性的で広大な日本一の大日本庭園!あのミシュランガイド評価でも3★。アメリカの庭園専門誌で8年連続で「日本一の庭園」の称号を受けたその庭園は今、雪景色と相まって、まさに日本画の風情そのもの。枯山水庭、苔庭、白砂青松庭、池庭・・・一日中いても十分に堪能できる評判に違わぬ素晴らしい美術館でした。

 

安来市は島根県の東端。特急の隣駅はおよそ10分くらいで鳥取県の米子市。そんなん近いなら、せっかくなので初鳥取も体験しよ、ってことで電車に乗り込んで・・・しかし、せっかくの初鳥取も、大粒のボタン雪で北海道並みに横殴りの風&吹雪だったので、「ゲゲゲの女房」で再ブレイクした水木しげる先生の生家がある境港観光どころじゃないし、駅前の大きなサティで一寸したローカルな時間をつぶしてそそくさと夜、帰ホテル。山陰地方に終日降り続いた雪は、流石に夜になって冷え込むと、地温もさがったのか道路もうっすら白くなって、札幌並みのプチアイスバーンに...こっちに来て、路上スケーティングするなんて思ってもいなかったなぁ。

 

★当然ながら素晴らしき日本画はカメラに収められなので、見事な日本庭園の美をご紹介します。ガードマンの目を盗んでバシャ馬車やっていた何処かの観光客もいましたけどねぇ・・・

 

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★夜になるとすっかり路面も白く・・・ホテルの部屋窓から見た出雲駅前ロータリー

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雪深い北国を脱出して、島根県は出雲大社にやって参りました。それというのも先日、ある(本当に特別なる)御方様(霊視・霊能者)に鑑定して頂ける機会があり、その師の深遠なるアドバイスに依って「出雲大社で厄払い」を取り行って貰うべく、急きょ「年の初めの正月中に!」との思いで出雲の国に飛んで来た訳なのです。

 

日本海側は連日の大雪...との事前情報があったり、NEWS報道がされていたので、かなり覚悟して来たのですが「出雲縁結び空港」に降り立ってみると思いのほか暖かく、山々の頂き付近は別にして雪も殆ど見当たりません。予約していた出雲駅前のホテルに荷を下ろして早速、出雲大社へと出陣(出雲駅からバスで25分ほど)。

 

日差しも柔らかにポカポカ陽気もあって、二の鳥居(勢溜)から松の参道を歩いて大社へ・・・ところが、実に巨大なスケールで工事中!これは「平成の大遷宮」と言われ、神殿を改装・修理し御神体を移す大事業の(工期:平成20年~25年)まっ最中だったのです。去年参詣した伊勢神宮は2013年に正遷宮。そんなことで残念ながら御本殿は参詣できなかったのですが、仮とはいえ大きく立派な拝殿で「厄除の祈祷」を(全く私一人で)取り行って頂きました。

 

出雲大社での正式なお祓いの儀・・・とても厳かな雰囲気・・・頭のてっぺんからつま先の先まで清らかなエネルギーが抜けた!そんな透き通った感覚に包まれましたね。厄なんて、何処かに吹っ飛んで行きましたよ・・・「ほんとに、来て良かった」と、しみじみ思いました。師は、霊的なエネルギーがダウンしている時(厄)などは神社に参拝して、その地に本質的に備わっているパワーをチャージしたり、厄を払ってもらうことが大切で、有象無象の霊が集まってくる寺院などに参詣することは(特に厄にある時は)禁制であるとお話しして下さいました。

 

出雲大社 神楽殿.jpg 出雲大社03.jpg 出雲大社02.jpg 出雲大社01.jpg

 

 

北海道の民家は基本的に三角屋根になっています。それは屋根に雪を残さず、滑らせて地面に落とすというシンプルな物理法則を利用しているだけなのですが、これは前提として家の敷地面積に対して土地に(落下しても安全な)余裕がなければ不可能。近年なら、余裕の土地を確保するのもそうそう大変なことなので、(建蔽率にもよるけど)土地いっぱいに家を建てられる耐雪構造(積もった雪を屋根に乗せたまま溶かす方式)の家が多くなっているかもしれません。でも一般的な冬の行事で、体力に余裕がある場合「屋根の雪下ろし」という作業も待っています。*毎冬、この雪下ろしでかなりの事故もあるんです。

 

ここ数日はドカ雪も降らず正月以来、割と穏やかな毎日が続いていたので、マジスパ本店の屋根に積もった雪をチェックしてみたら驚くなかれ、ここ十数年では一番の記録かもしれない迫力の積雪量!そのまま放っておいたら、屋根がペシャンコにつぶれてしまいそうな位なんです・・・そうなると又してもプロの業者さんにお願いするしかありまへんがな・・・まだ雪まつり前の1月というのに、雪との闘いで(ン十万円じゃあ済みません)百万円近いファイトマネーを支払うハメになってしもたんや!グチも言いたくなりまっせ!

 

◎ところでマジスパ札幌本店の★雪まつり出店のスケジュールが決まりました。寒い雪まつり会場でも、イベント会場はドームなのでホンワカ温か~でっせ。しかも、サントリーさんのご厚意で雪まつり期間中、ビールを何と15000缶無料でプレゼントとのこと!

 

◆雪まつりは27()13()

◆マジスパは10()12()3日間

◆大通り2丁目会場にある丸いドームテントの中です

◆営業時間:1100 2000

 

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冬の北海道、やっぱり楽観視は甘いです。お正月の頃までは温かいやん、雪も少なくて楽やないの・・・な~んて、のんびり構えていたのもつかの間、気が付けば記録的な降雪(全国的な傾向?)TV-NEWSでは、本州方面でもかなりの荒れ模様。よって、札幌は推して知るべし、です。ところで信じ難い出来事なんですが、屋根からの落雪が原因で昨日一日、札幌近郊だけで四名もの犠牲者が出てしまいました。そう・・・北国の冬は、実に大雪との厳しい闘いなのです。

 

札幌本店は店内も余裕があり(120)、住宅とつながっていて、駐車スペースも25台くらい(超ヨユ~!)あります。そんなんで雪の降らない季節は全く問題ナシなんですが、冬期間の管理はめっちゃタイヘン。除排雪なんてのも、このスペースだとスタッフの手作業なんかじゃムリなので毎年、除雪専門の業者さんと契約。雪の対策に毎冬「ン十万円」もかかってしまうなんて、それだけで北国の流通経済はハンディやなぁ・・・。

 

しかも市の財政も余裕がない、と来たもんやから年々、年を追う毎に道路わきのチョモランマも迫力増してきているように感じるなぁ(今冬は特に)。家々も「自分の処だけはキレイにしたい」のエゴ合戦。道路に雪を捨てるのは違法なのに、多くの市民はヘ~キでガンガン放出、捨てている・・・。中には、1cmでも降ろうものならシッポを振って喜ぶポチが如く、勢いよく家から飛び出し、マイ除雪機と戯れつつ、よりもよって自分の家から離れた処(マジスパ方面)に、うず高い(非常識なる)山岳作品を作り上げてはご満悦の除雪パラノイアも・・・おかげで、道路は極端に狭くなり、歩行者もクルマも危なっかしィったら、ありゃしない!

 

例年なら来月から始まる「雪まつり」(2/72/13)前には、札幌市内も一斉に「大除排雪祭り?」を開催するのでマぁ、しばしの辛抱・・・ってところなのかもしれないけど、市内の道路はフルタイム渋滞していて、移動攻撃も遅延の時間差攻撃になってしまうなぁ・・・それでなくても土砂降り経済の北方圏。札幌ガンバレ!北海道ガンバレ!雪、なんとかせ~

 

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★マジスパが排雪していなけりゃ、道路は完全に消滅してしまうぞ~

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!★こうして見ると、冬の札幌時計台もロマンティックなんですけどね~

お正月気分は抜けましたか?

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「お正月気分」というのも人それぞれ個人差があるんでしょうが、明らかに昔とは趣きが違って来ているように感じます。ひと昔前まで(昭和や20世紀ころ)の平均的な日本人なら、大晦日からせめて「正月三が日」くらいはのんびりと「正月気分」に浸っていたんじゃないでしょうかねぇ・・・それが平成になり、21世紀になってからというもの、ずい分とお正月の風情や情緒、風景が変化しちゃいました。

 

世の中、不景気だフケ~キだ、と叫ばれながらもう長いことその空気にどっぷりと浸かっている我々日本人。しかし、行動意欲はまだまだ衰えを知らず、消費意欲も盛んなようです。近年ならスーパーやショッピングセンターなどは、お正月元旦から営業開始するのが当たり前のような雰囲気になってしまいました。それがイイのか悪いのか分かりませんが、元旦など神社仏閣への初詣ならいざ知らず、何処のショッピングエリアに行っても人だらけ...なんだかあくせくしているようで、余裕も感じられないのはどうなのかな...。

 

そして、伝統や文化の歴史が浅い北海道は特になんでしょうけど、門松やしめ飾り、デパートやショッピングセンター内のお正月気分を盛り上げるディスプレイがこれ又近年、極端にパワーダウンしちゃったような気がします。不景気がそうさせているのか、季節の行事に対する思い入れや執着がないって感じなのか...。

 

ともあれ、新しい一年がスタートしました。マジスパはそんな時代の閉塞感をブッ飛ばすためにも今年も又、スパイシー&パワフルなカレーを創りますよ!!!そして、ミラクルでサプライズなバイブレーションを発信し続けます!!! 

 

00-2011-お正月 162.jpg 00-2011-お正月 161.jpg★元旦初詣の白石神社(北海道では2番目の人気)に引き続いて4日には隣町、江別市にある(知る人ぞ知る)「大麻神社」に初詣しました。本店の白石区からクルマで30分位の処なんですが流石に江別、積雪量が少々違います。

マジスパファンの皆さま、あけましておめでとうございます!昨年中は、沢山の素晴らしいエネルギーを、本当にありがとうございました。この新しい2011年も皆さんの元気、幸福、喜びの元になるためにパワーカレーを創り続けます!

 

札幌は昨年の暮れからず~っと穏やかな日が続いています。大晦日そして今日の元旦...風もなく、気温もそれほど下がらず、札幌のお正月にしては珍しく雪もほとんど積もっていない状態。こんなお正月は、ホ~ンとに最近では記憶にありませんねぇ・・・。このまま雪ナシ冬が続いてくれりゃぁいいんですが、そのうち...目が覚めたらドカ~ッと来るに決まってます。嵐の前の静けさ、って感じなんでしょう。

 

2011年、この年が皆さんにとって明るく、健康で、元気エネルギーに満たされた幸せな一年でありますよう、心からお祈りいたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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