2010年2月アーカイブ

明後日(日曜日)、今春最後のスパ旅に「出発する予定」...というのも、依頼した某旅行代理店の信じられないような単純ミスにより、未だに本当に出発できるのかどうか分からないのである。私は今まで7080回位は海外へ旅しているのだが、今回のようにプロの旅行代理店に依頼したにもかかわらず、あり得ない初歩的なミスによる不手際と、その後の無責任な対応...こんなのは初めての事だ。

 

最初のBKKスパ旅が1月下旬(11日間)、二回目のハノイ(9日間)は2月初旬に予定していたので、三回目の今回(フィリピン)の予定も含めて全て去年12月中には計画を立て、申し込みを済ませて1月初旬には支払いも完了していた。BKK、ハノイはブログでも書かせて頂いたように無事に終え、一週間札幌に滞在した後、体調を整えて、フィリピンへはプレッシャーのない代理店のパッケージツアーということもあるし、のんびり旅立つ予定でいた。

 

パッケージは「34日セブツアー+1泊延泊(45)」。ところが21日になって突然、その代理店から「帰路予定日のセブ~香港の便が飛ばなくなってしまった」との連絡が入った。出発の丁度一週間前にである。代理店からは初め「香港にもう1泊滞在で帰国する」という提案だったのが(多分余計な経費が掛るということだろう)、慌ててそのプランを破棄して、代案「セブを1泊減らしてその分香港泊とする」プランを出してきた。

 

納得できずキャセイ航空に連絡。「その日は初めからフライト予定なし」だった。「飛ばなくなった」ではなく、予定のないフライトにツアー日程OKを出して、一週間前にチェックしたら発覚して慌てて連絡をよこしたのだ。国内便(札幌-関空)も、個人的にとっくに予約支払い済みである。ツアー代金を支払ったのが1月初旬。その後何の連絡も入らない(入金確認の報告もなし)。初めての代理店だったから心配だったので、何度も連絡を入れた。が、その度に「心配しなくていい、大丈夫だ」の返事。つまり、大丈夫どころか基本的なミスのチェックを怠っていたのだ。

 

それは酷い、あり得ない...と、21日から6日間抗議を続け、代理店としてあってはならない初歩的な「ミスを犯したことの認識と謝罪」、それに対する「会社側の誠意」を話したのだが、私の要求や代替案、提案などは一切封じ込まれてしまったのである。万が一、そのツアーをキャンセルしたとしても、一週間を切って受ける旅行代理店など他にない。その辺りを分かっているからこそ、代理店も強気一辺倒だったのだろう。

 

そもそも今回の旅は名古屋店に単身赴任している息子の「てんちょ」と、大阪店を子育てしながら守っている「なみ平」と、2才のぴかりん、まだ産まれて半年の一気クン...何年ぶりかでファミリー6人水入らずでの、慰労旅の予定だった。だからこそ、のんびりできるセブ島を選んだのだし、(安価な旅を選んだものだから)香港トランジットもやむなし、と考えていた。しかし、たった十数時間しかいない香港1泊のために出入国の手続きをし、小さな子たちを香港の街中を連れ回すなど負担が大き過ぎる。代理店はそのことすら非を認めずマニュアル的対応、冷酷にも考慮に入れないのだ。

 

「上の人を呼んで」との要求も聞き入れてもらえず、担当はずっと同じ人間。何を言っても「ノレンに腕押し、糠にクギ」。お客さまの予定を大幅に変えてしまう決定的なミスを犯していながら、結局何のペナルティもなし。それどころか、旅程変更で差額が出ていた(二万円程)のだが、今日我々が気付いて連絡を入れたら「あ~そうでしたか」ですと。も~、こうした6日間のやり取りにも、すっかり疲れてしまった。

 

旅行代理店とは、お客さまに旅とともに「夢やワクワク感」を提供するのが本業ではなかったのか。後でウェブで検索してみたら、かなりトラブルや問題があって、評判も芳しくない代理店だった。「もっと調べてからにすれば良かった」...まア、今となっては後の祭りだが教訓として、ちょっとの値段の差だったらやっぱり一流の(名の通った)代理店を選ぶべきである。もしも...や、トラブルがあった時の対応の差が歴然としている!

 

基本的に「全て旅は自分でアレンジする」のが泰山流。日程もコースも自由自在だ。今は便利なもので、時間さえあればウェブを上手く利用して格安航空券、格安ホテルも探せるし、細部まで比較しながら購入することができる。今回のような信じられないミスなど、幸いなことに今まで一度もなかった。

 

皆さん、くれぐれもご注意ください。今回私が引っ掛かったような、悪質な旅行代理店はほかにもあり得ると考えられます。「旅を台無しにされた」...明後日には出発することでもあるし、そんな思いを引きずって行きたくないので、そのことは一旦置いときます。そして今度こそ、熱い南国の太陽を目いっぱい浴びてこようと思っています。

 

ハノイの桜?.JPG★ベトナムの桜(かな?)。ちょうどテト(旧正月)だったので、ハノイの街中、花がいっぱいに飾られていました。

 

ハノイのチリ.JPG★ハノイの市場で売っていた真っ赤なトンガラシ。こんなのはあまり辛くなかったりして...な~んて、ちょいかじってみたら結構な辛さでした。新鮮さは宝なり。

 

ハノイのワンコ.JPG★ベトナム太郎の実家のワンコ。太郎も日本へ来ちゃったし、お姉ちゃんもバスで3時間の街に働きに行っちゃって、お母さんは一人ぽっち。だからワンコを...気持ち分かります。

今日は、ずっと楽しみにしていたあのクリプトン(クリプトンフューチャーメディア)の代表、伊藤さんとやっとお話しする時間(2時間ほど)を持つことができました。実は、先月から始まったスパ旅を企画する前から約束をしていたのですが、伊藤さんも海外を忙しく飛び回っていて、今日のこの日(平成222222)、やっと実現した訳です。

 

業界では当然ながら知らない人はいない「クリプトン」。~音楽や効果音などの音(音源)に関連する製品を販売する企業。特にヤマハの音声合成エンジン「VOCALOID」を採用したデスクトップミュージック用の音声合成ソフトの製造販売で知られている...ウィキペディアにはそう紹介されています。

 

ボーカル音源「VOCALOID」は今まで「MEIKOKAITO、初音ミク(ご存じの如く大ブレイク)、鏡音リン・レン、巡音ルカ」などを世に輩出。その中のKAITOを使ったカイトマスターと呼ばれる関西のシンPさんが「虚空戦士マジスパイダー」という素晴らしい楽曲を制作(マジスパ公式ソング)。ニコニコ動画などで配信したのがきっかけで、KAITOのサンプリング声の「風雅なおと」さん本人カバーによるCD「卑怯戦隊うろたんだー」が200812月に発売されています。そんなことからも何か伊藤さん、クリプトンさんには「ご縁」を感じるのです。

 

★クリプトンの公式サイト http://www.crypton.co.jp/

 

 

伊藤さんはもう、十年以上前からずっとマジスパのお客さまで、必ず週に12回は来るほどの常連さん。マジスパ店内での、ご挨拶や立ち話はしていてもジックリと腰を据えてお話しする機会もなかったのですが、今日やっと叶ったことが何より嬉しかったですねぇ...。これからの夢やヴィジョンを語り合い(伊藤さんのビッグスケールな情報や話題を伺う一方だったけれど...)、久しぶりにクリエイティブでワクワクするようなお話し合いの時間を持てたことに感謝、そしてとても満ち足りた気持ちになりました。

 

そして、伊藤さんとご一緒に来て下さった西尾さん(CGMチームリーダー)、久保さん(メディアファージ事業部)のご両名も流石、クリプトン戦士さんだけあって、優しく柔和な雰囲気の中にも頭脳の明晰さや高速回転、思考のキレなどがヒシヒシと感じられ、分かりやすくお話ししてくださる気遣いもまた、嬉しかったです。今後、一緒に何か楽しいエンターティンメントできたらいいですね。

 

初音ミク-ノベルティ.JPG★初音ミクのノベルティ、色々お土産に頂いちゃいました。ありがとうございます。

219日に無事、ハノイから生還しました。アジアパワーを得た、その勢いで大阪・ナニワ店のOPEN4周年に飛ぶつもりだったのですが、ハノイの想定外の寒さに、すっかりやられてしまいました。結局ハノイでは日差しを浴びるどころか、青空も星空も眺めることもなく寒風の中、シャッター商店街をトボトボと徘徊するだけで終わってしまいました...何と言う仕打ちでしょうか...「ハノイ・修行ツアー9日間の旅」と思ったら気も楽に...決してなりません。

 

今、思えばスパ旅第一陣のBKKは天国でした。BKK前にゼーカー発熱で体調を崩したものの、BKKに行ってしまえばコッチのもの。熱帯エネルギーに晒されつつ、一旦は回復傾向に...ところが帰札して再び発熱...3日間モウロウとした翌日、今度は太郎の「テト里帰り」にお付き合いということでハノイへ。そのハノイでシッカリ南国熱気のエネルギーを吸収して元気回復、パワー充電するはずが...暖や温を感じるのがパクチーいっぱいのフォーとか、うす汚れたカフェの濃~いベトナム珈琲だったり、ホテルの温水だけ。そして街中ホコリの舞い...という有りサマ。そんなハノイの街で過酷な9日間の修行(結構ムリしちゃいました)...ゼーカーこじらさない方が不思議です。

 

札幌に帰ってまず、部屋の暖かさや温もりが実に、本当に幸せに感じました。この北海道の厳しい寒さでも、家の中はTシャツ一枚で過ごせるんですからね...ハノイに持っていった短パン、Tシャツなんて単なる御荷物にしかなりませんでした。もし、ハノイや北部地方が時によってあれ程の寒さも珍しくないのであれば、観光客用にホカロンでも販売していたら飛ぶように売れると思うんだけどなぁ...海外からの観光客は99%「ハノイは南国」と信じてやってくるだろうから。

 

で、今日は札幌に暖かな日差しと、青々とした空が広がって、久しぶりに気分良好太陽エネルギーに包まれました。部屋は暖かく、気分も良く、お陰さまで元のパワーに回復できそうです。


ホーチミン廟.JPG

ホーチミン廟全景.JPG

 

 

 







★ホーチミン廟はテトでも外からは見学OK。広大な敷地の公園にホーチミン関係の建物が並んでいました。何か、疲弊した農村地域の貧しさとは対照的で異和感すら覚えます。

 

屋台のタニシ.JPG

タニシ屋台.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 ★シャッター商店街の前では屋台がチラホラ。ベトナム人の大好物「ツブ」とエビを食す。田んぼがあれだけあるんだもの、ツブだって大量に採れるんだろうなぁ。火は十分に通っているんだろうけど、ちょっと抵抗あったなぁ...。エビも大きかったこともあるけど、中は冷たかったし...。

ハイウェイ4.JPG

ハイウェイ4生春巻.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 ★ガイドブックで紹介されていたホテル近くのレストラン「ハイウェイ4」。レストランと言うより、ハノイっ子向きの居酒屋って感じ。生春巻きはパクチーいっぱい詰めてるし、味覚も?やっぱり揚春巻きの方がよか。ハノイはコンパクトな街。だからガイドブックに紹介されている店は、いとも簡単に発見できる。 

リークラブ.JPG

リークラブ外観.JPG

 

 

 

 

 




★これが私推薦の旧市街にある高級レストラン「リー・クラブ」。落ち着いた欧風レストラン的雰囲気。MENUは$表示。でも日本人ならめちゃ安と感じるはず。外界とは180度、趣きを異にする別世界。安心して食せる味覚。そして此処には貴重なスマイルもあったりする。

 

チャイナ風寺院.JPG ★ハノイのお寺さんはコレですからね...必要以上にキラキラして、洋風シャンデリア...私的感覚からすると「どうなってんの?」...仏教の香りが見えませぬ。まるでそこはチャイナワールドしてます。

ハノイも明日でお別れ。とうとう最後までハノイの太陽を拝むこともできず、何よりも寒さの中で震え上がったベトナムだった。Netで調べたらホーチミン36℃―24℃でハノイは13℃―11℃...1700㎞離れているとはいえ、この予想外の気温差にはかなりガッカリ。冗談じゃなくホカロンでも持ってくれば良かった。体調優れないまま札幌を発って、温かなハノイで回復しよう...なんて、とんでもない。今日になってハノイ疲れまで出てきて、葛根湯はずっと呑み続ける羽目に...。

 

そして、事前にもっとテト(旧正月)事情を調べておけば良かったと後悔(今となっては後の祭りだが)。日本で言うところの大晦日や元旦はまあ、会社や店が休業になるだろうことくらいは予測納得できるし、しかたがない...と諦めもする。だがハノイはある意味観光都市でもある訳だし、まさか正月三日間(4日目の今日もほぼ休み)、何処もかしこも(ショップ、レストラン)全部が全部、かたくなに休みっ放しというのは流石に考えてもいなかった。

 

4日目の今日になってチラホラ開け始めた店もあるにはあるが、地元民相手の屋台のフォー屋とか、値段のいい加減な土産物屋ばかり。スーパーマーケットやショッピングセンターも全然ダメ。結局、ハノイカオスの滅茶苦茶さと活気を感じたのは着いた翌日(12)だけだった。太郎村に滞在した3日間も親せきとのご挨拶とお寺さん参りだけだったし、ハノイに戻ってからの4日間は、いわゆる「シャッター商店街」(シャッター閉めているのでなおのことホコリっぽさが目立つ)を、ひたすら歩き続けただけ。

 

私の感覚とはなかなかかみ合わなかったハノイの街。街並みは昔、フランスの植民地だったということもありパリ風()なのはいいが、ひどく色あせ朽ち果てているし、寺院も多いけど全てが中国風。だけど、これでせめてもう少し気温が高く、市場や軒を連ねている店々が営業している日常や普段の風景があったら、きっとハノイの印象もずいぶん違ったものになったんだろうと思う。

 

処で、ハノイの建物は(近郊の田舎もそうだったが)道路側に面している部分が極端に狭くて、奥行きが長~くなっているのが特徴だ。いわゆる「ウナギの寝床」状態。きっと日本と同じように路面価格が高いので、そうならざるを得ないのだろう。道路に面していなければ普通に四角い家もある。そう言えば名古屋市内のビルもそんな建築が目立っていたなぁ...。

 

全体的な印象としては16年前に訪れた時のホーチミンと、あまり変わっていない感じがする。土産物屋は何処もかしこも変わり映えのしない同じ商品ばかり並んでいて、違いは値段の差だけ。しかも「オッ!」と思ったら、BKKの問屋街に売っている商品・グッズと同じものがあったりする。大部分はメイドインチャイナだろうけど...。

 

「アジア田舎の村の旧正月」...次はもう二度とお目にかかることもないであろう貴重な体験...今回のベトナム旅は、太郎の故郷・ナンブリックの「村で過ごすテト」がメインテーマになった。他の国々はどんな状況なのか分からないが、少なくともベトナム・ハノイへの旅行は、絶対にテトは避けるべきである。

 

正月飾りのホアンキエム湖畔・イルミネーション夜景も綺麗だけど、それだけをずっと眺めているのも芸がない。夜風の冷たさは心まで沁みて、一段と寂しくなるのがオチだろう...ホーチミンではあまり気付かなかった飲食店やホテル、商店でのスマイルやホスピタリティも、悲しくなるほどレベルが低い。営業用でもいいから笑顔があったら、もっと過ごしやすくなるだろうに...とにかく、テトまっただ中のハノイってのは、まったくもって意味がない!

ドンスアン市場外風景.jpg★ドンスアン市場は今日も休み。場外では元気なおばちゃんが早速、店開きしていた。アジアの女性は実に働き者である。

ハノイの街角01.jpg★ハノイ・旧市街...何時もなら賑わうであろうハノイ・旧市街も、ほぼ全域シャッター商店街でひっそりか~んとしている。

ハノイのカフェにいた赤ちゃん.jpg★ハノイの小さなカフェにいた看板娘()の赤ちゃん。その無垢な可愛らしさには国境はない。

大教会前の若者集うカフェ.jpg★大教会前にある若者が集うカフェ。ベトナム人は老いから若者まで本当にカフェタイムが好きなのである。

ベトナムでの案内人で頑張ってくれた太郎も、思えば21歳でまだ若い。そのベトナムの田舎者が、故国を離れ既に3年間日本で暮らしている。だからもう日本人感覚に近くなっているかもしれない。3年振りの故郷ベトナムで、百戦錬磨の曲者たちを相手に、あれこれ交渉事や気遣いなど無理...どだい期待する方が無理というもの。

 

3年の月日の流れで政治的にも経済的にも激変するベトナム...彼はあまりの故郷の変貌ぶりに、戸惑っているように見えた。この先まだ日本で数年の間、学んだり生活していたら、ひょっとして故国ベトナムに帰れなくなってしまうかもしれない。つまり、快適な都会環境に適応してしまうと、反対に田舎暮らしや後進国的環境に不適応になってしまいかねない(日本人だって同じだろう)

 

だからかえって、彼は故郷なのに様々な面で要領が悪かった。そう、いくら初ハノイとはいえ、状況判断や交渉事は海外を何度も経験しているみおりーぬやてんちょを初め、我々の方が確かに遥かに上である。ただ、ベトナム語がからっきしダメで、ホーチミンよりはるかに英語が通じにくいハノイや北部ベトナム。何かと彼が気遣ってくれるものだからつい甘えて、結局6日間過ごしていた。

 

その後遺症なのか、モノの標準値段すらもまだハッキリとは把握できていない。海外一人旅は私にとって絶対なる厳禁事項。だが、彼に任せっきりというのも頼りないし、不完全燃焼になる。価格交渉は海外を旅していると必須事項で面倒と言えば面倒だが、それがまた楽しいと言えばゲーム感覚でできたりする。

 

しかしハノイは、今日に至ってもまだ殆どの店が閉店状態。OPENしているのは5%位。聞けばどのお店や会社も、正月マジスパ休並みに(一週間位)、旧正月休みがあるらしい。街全体が極端にこうだと観光客は一体何をすればいいのだろう?

 

余計なお世話かもしれないが、まだまだ貧しく(失礼)、発展途上のベトナム。観光客をもっと呼びたいのなら国を挙げて工夫するか、改善しなければ観光客も呆れてしまうに違いない。旧正月の休業に限らず、もう少しだけでもl「サービス精神」とか、接客の基本などを教育した方が良いのではなかろうか。

 

全店閉店でモノが買えない観光地...旧正月のハノイ。でもまあ開いていたにせよ、(私にとって)あまり魅力的なモノが見当たらないハノイの街...中国文化圏のグッズは、どうしても心惹かれるものがないのである。そしてハノイの物価は、アジアにしちゃ高過ぎるし、全体的に対応があまりにも高飛車過ぎる!ベトナムドン以外の勘定はUS$なのはいいが、1ドル刻みってのは、あまりにも大雑把だ。この辺りも16年前と変わっていない。

 

食べる以外に(飲食店も殆ど閉店のまま)楽しみのないハノイ旧正月。この点も、ホーチミンなどの南ベトナムの方が洗練されいるように思う。夜、ハノイ名物の「水上人形劇」を観た。これは素直に素晴らしいと感じた。拍手である。

 

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215日記~朝7時に太郎がホテルまで迎えに来る。今日の予定はベトナムが誇る世界遺産の「ハロン湾」へ。正月なのでほとんどのショップは閉店。昨日は99%正月2日目の今日ですら95%は閉店している。よって、ハロン湾までの150㎞をタクシーで行くことにした(片道3時間半)。ところがこの運転手、太郎家の親戚からの紹介ドライバーというのに色々と問題アリ。往復共にイライラしっ放し。初のハロン湾観光が台無しになるところだった。(ハノイの代理店ツアーなら一人US28$、今回のタクシーなら往復で約US100$)

 

でも、せっかく来たのだからハロン湾に集中しよう...。海辺沿いには様々なホテルが立ち並んでいる。近くの街も世界遺産のお陰で潤っているらしく、小ぎれいな家も数多く立ち並んでいた。港の桟橋には観光用の中型遊覧船が何十隻も停泊して、海外からやってくる獲物を待ち構えている。太郎と私はツアーではないので、乗船チケット購入は人相の悪い客引きに委ねるしかない。

 

そんなことは、太郎が居てくれるから出来ることで、普通なら観光客はハノイのツアー屋に頼むしかない。基本、ベトナムは全てが「ぼったくり」である。同じベトナム人でも、田舎者と分かれば平気で値段を吹っかけるし、観光客なら何倍、何十倍になるか分からない。何でも事前に「相場」というものを知っていなければ、毎回腹立たしい思いをすることになる。

 

乗船客が集まるとおもむろに船は桟橋を離れ、遠景に臨む奇岩島へと向かった。島々に近付くにつれ、その見慣れない風景に圧倒された。島々の間を、悠々と進みゆく遊覧船団を眺めていると、あの映画「レッドクリフ」のワンシーンを思い出した。今日も寒さは続いて、船上だとなお一層潮風冷房が堪えたけれど、圧巻シーンの連続に忘れてしまうほどだった。

 

流石に世界遺産に指定されるべく景観である。素晴らしく見事だ。ただ惜しむらくは、もう少し潮風も暖かく、青空が広がっていたら...まぁ、今朝まで続いた小雨が止んだだけでも幸いなのかもしれない。約4時間のコースの帰路、途中で、ある小島に上陸。そこにあった鍾乳洞が意外にスケールも大きく、これまた素晴らしかった。世界遺産なのに、何かにつけマネーマネーだとか、税金()だとかでウンザリもするのだが、それ以上に掛け替えのない世界遺産体験をさせてもらったことでヨシ、としよう。

 

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2/14(旧暦正月元旦)記★今日は旧正月のお目出度き元旦。早朝から近くの小さなお寺さん二つほど、太郎姉弟と一緒に初詣。シトシト冷たい小雨降る中をお供え物とお線香を持って...な~んか妙に神妙になって...風情、情緒たっぷり。思えば今年は二度目の初詣ってことになる。かなりご利益がありそうな予感が...。

 

太郎村に2泊。お母さん、お姉さんは「もっと泊っていきなはれ」と、勧めてくれはった。ホンマに気持は十分に嬉しいんやけど、これが正直なところ限界灘...。旧正月をアジアの田舎町で過ごすという、掛け替えのない貴重な体験...それは、まるでNHN教育TV番組でありそうな...「アジアの小さな村の旧正月」~そんな、現地取材のようでもあったんやけど...。こんな宇宙人に、せっかくのお心遣いを、ありがとうございます。

 

今回の旅は、ゆっくりアジアパワーで癒され休む予定が、異常気象でとんでもなく低温の中での旅になってしまった。太郎村では田舎の旧正月ということもあって、吾輩としても色々と気遣いしたし、眠れない夜を過ごして...眠れないと言えば、そう...昨夜の年越しはビックリ仰天!凄まじい初体験があった!

 

1130頃、親戚一同でお寺に初詣に行くということになって、私は寒さと疲れとで何やらゼーカー気味だったので、申し訳なくご遠慮させて頂き、そそくさと眠剤呑んでベッドに潜り込むことにした。眠剤が効いてウトウトとし始めた頃...バリバリバリ~ドドド・ドッカ~ン!ドン・ドン・・バリバリバリ!!!~すわっつ、第二次ベトナム戦争が勃発か!!!

 

ビックリしたってもんじゃないさ!0時前後を境に、ほぼ1時間半位の間、延々と近くで遠くで大空爆、大市街戦が始まったのだよ!噂やTVでは知っていたけど、これがアジア田舎町の正月祝いの大音響爆竹やら花火だったのだ!合わせて、村町中のニワトリやワンコが一斉に大合唱ときた!ホントにスサまじい正月を祝う戦争だったよ。それでなくても眠れないのに、これだもの寝てなんかいられないって!

 

親子水入らずのお正月なんだから、太郎村からは私一人でハノイに戻ると言ったのに、太郎のお母さんが「心配だから一緒に行っておあげ」という優しさに甘えて、冷たい霧雨の降りしきる中、太郎のサポート付きで再びタクシーでハノイに帰還。

 

故郷に向かった一昨日の大混雑ぶりとは打って変わって、信じられないほどスキ空きの貸切帰り道。元旦の道路は車もバイクもほとんど姿が見えない。往路は3時間のドライブだったのに、今日の復路は1時間40分でリターン。そして、途中の町々もハノイに戻っても99%の店は閉店!食べる処すら見当たらない!(昔、日本もこんな景色だったなぁ...)

 

今日から4泊は新しい香りのするスタイリッシュなホテル。街の汚れた雑踏喧騒からすると超越別世界。快適な空気が嬉しくなりブログをまとめて、戦士たちにも久々にメールを送った。そして霧雨止まない夜道の中を一人、近くにあるホアンキエム湖まで歩いてみた。太郎のお母さんからお土産に頂いたマフラーを首に巻きながら...。雨のお陰で、あの埃っぽさも消えている。お正月用のイルミネーション飾りが、雨にぬれた夜道や湖面に映えてキラキラ綺麗に光っていた。

★このホテルに来てやっとNetBlog、メールのできる(超遅いけど)環境になってホッとした~。これからまとめてブログ更新だ

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★2月14日記~何十年振りだろう、今朝はニワトリのけたたましい鳴き声で目が覚めた。実にのどかな村である。昨日のハノイも寒かったが、西北に位置するナンブリック、そして太郎村。朝夕の冷え込みはかなり厳しく、特に寒さに弱い北方民族にとっては、キツ~イ異常気象だ。南国に(しかも期待して)やって来た筈なのに、季節でいえば札幌の晩秋といった感じの気候なのである。昨日といい今朝といい、札幌から持参した厚手のパーカーは終日、絶対に離せないくらい寒い。昨夜もそのパーカーを着込んで、ソックスも履かなくてはならないほどだもの...「いったい、私は何処に来てしまったんだぁ~!」このジ~ンと来る寒さ、大幅な思惑外!

 

昨日は激しいサドンデス・カーレースの末、夕方薄暗くなってナンブリックの街に入った。太郎は前に何度も「ナンブリックは大きな町」「マスター、何も心配ナイ、ダイジョ~ブ」と話していたが、太郎の実家はそのナンブリックからさらに30分の処に存在していた...多分、世界の何処のTV局カメラだって入ったことがないんじゃないか?と思わせる位、極めて郷愁豊かでクラッシック()で、いわゆるカントリーな集落なのであった。

   

太郎の実家には旧正月(年越し)をお祝いするために、すでに老いからお子こちゃままで何人も知人友人、親戚一同が集っていた。ベトナム語など当然全く分からない私は、控えめに笑顔で和風&アジア風ご挨拶をするのが精一杯だった。このイベント、文化やしきたりも大幅に異なるので結構気を遣ってしまうのである。太郎の通訳があるとはいえ、彼の通訳は少々マメさに欠ける上、3年ぶりの対面式なので、イチイチこちらにまで気配れないのは仕方がない状況だろう。しかし、(理由など関係なく)目いっぱいの笑顔は世界共通の友好エネルギーであると再確認した。

 

夜になって、お母さんとお姉さん、加えて親戚婦人部たち製作による旧正月祝いのお目出度いお正月料理が食卓を飾った。当たり前だけど全て100%地産地消の手造り。入れ替わり立ち替わり親戚や客人がやって来ては正月料理を食し、男中心であれやこれやとしばし談笑する。はるばる異国からやって来た(太郎のBOSSでもある)私はVIP待遇で、あちらこちらから何やら質問の嵐になるも只、笑顔でお応えするだけ...此処でもまた、太郎ちゃんは忙しくて通訳どころではないのである。

 

ところが、心のこもった素晴らしい正月料理を前にしてなかなか箸が進まない...世界中を旅して、ゲテモノから超高級まであらゆる料理にチャレンジしてきた私だが、むしろ最近は食嗜好がハッキリしてきて、拒否反応を示すものには、どうしても口まで運ぶことができないのである。たとえば、アジア特有のパクチー(コリアンダー系)や八角(スターアニス・五香粉系)などの香辛料はもう、一切受け付けない。さ~困った。でも、お腹は空いているし...。

 

せっかくのお目出度い席なので、目を瞑って無呼吸で数品食することにした。...ところが、いつもより不思議と違和感なく食べることができたのである(マメにパクチーは取り除いたけど...)。お母さんの優しさや、周囲の人たちの客人に対する温かなおもてなしのエネルギーがそうさせてくれたのだ。年に一回のハッピーディにこちらから押しかけてしまったのである。日本人として、はたまた太郎ちゃんのBOSSとして、間違っても失礼な外交はできない。

 

初めのうちは何となく居場所がなく、何かしらよそよそしい空気や雰囲気だったが、一緒に過ごしているうちに何となく、それまでと全く違う和やかな感覚が湧き上がってくるのを感じていた。それまでは、多少なりともお互いに警戒心、緊張感の漂っていた空気が、知らぬ間に...いつの間にか一体となっていたのである。異星人である私を、彼らは快く受け入れてくれたのだと実感した。今日は旧暦の大晦日。明日は、あ・はっぴーにゅーいやーである。

 

2010_0212_太郎ファミリーお母さん&お姉ちゃん.jpg★太郎ちゃんファミリー。お母さん、お姉ちゃん、おばあちゃん。みなさんとっても優しい人たちばかり。お姉ちゃんの着てるパジャマみたいなのは、ベトナムの女性にはポピュラーな部屋着なんだそうです。

 

2010_0212_213215-太郎家正月料理.jpg★お母さんやお姉ちゃん手作り、100%地産地消のお正月料理。

 

2010_0214_実にのどかな太郎村01.jpg★実にのどかな太郎村。天気もパッとしなかったので、なお一層モノ哀しさ、寂しさが漂っているのでした。太郎ちゃんの実家はこの又奥にある、古い塀だらけの集落です。

24日にBKKから札幌に帰って、情けなくもその気温差にやられてずっとダウン。思えばBKK前も38度の熱だったが、BKKの暑さにテンション&体力が急上昇して連日、猛烈に歩き回った後遺症だったのかもしれない。その体調が完全に戻らないまま、昨日(/11)札幌から今度はベトナム・ハノイに飛んで来た!

 

千歳発の大韓航空で、ソウル(インチョン)経由ハノイ着。そこでも小波乱...ソウルが積雪のため千歳発が2時間以上遅れ。幸い乗り継ぎのインチョン発の便も1時間半遅れで、どうやらトランジットは間に合ったものの、初ハノイの空港で迎えに来てくれているはずの太郎は如何に...って処だったが、深夜にも関わらず、忠実にも出迎えてくれていて「地獄に仏」の心境だった。

 

太郎ちゃんとは、名古屋店で働くベトナムからやってきた真面目な留学生。旧正月で三年振りの彼の里帰りに、私も初ハノイなので一緒に...ってことがきっかけだった。空港からはタクシーで真っ暗闇の中を約1時間、運ちゃんも散々迷った末、旧市街に予約していたホテルにやっとこさ到着。ホテルは小ぢんまりだが、小ギレイな部屋。街の様子が?だけにホッと胸を撫で下ろした。ハノイのホテルはアジアでも特別高いと知られている。荷を下ろして早速、迎えに来てくれた太郎と太郎の叔父さんと共に、深夜の旧市街のレストランでフォーを食した。

 

明けて今朝(2/12)8時半に太郎がホテルに迎えに来て、旧市街を歩き回ってみた...正直、絶句!同じベトナムとは言っても去年9月に訪れたばかりのホーチミン(多少洗練されている)とは大違いなのである一目見ただけで市内は中国カラー(共産党色)が濃く出ている。街を歩いてザッと眺めただけだが、とても購買欲をソソルものは何も見当たらないのだ。しかも(太郎には悪いんだけど)ゴミゴミして、めっちゃ埃っぽいし、インド・オールドデリーに似たある種、独特な香りに包まれた街なのである。

 

昨夜、ハノイ空港に着いた時は深夜でも暑かった筈なのに(最高32℃最低24)、今日は打って変わってかなり寒い(最高21℃最低13)のである。街も想像していたイメージとは全く違っているし、しかも風が強いので、体感温度もテンションも下がり気味なんだわ。

 

歩き疲れて、「早目に太郎の故郷・ナンブリックに行こうか...」ってことで、午後3時前に太郎のお母さんと三人、(バスも旧正月の帰省客で超満員だから)タクシー利用でハノイ出発...したのはいいけれど...後部座席に太郎とお母さん、前のシートは私ってこと。さ~ここからが大変。(3時間ず~っと)ハリウッド映画も顔負け、スタントなし恐怖のカーチェイスが始まった!

 

ホーチミンもそうだったが、基本的にベトナムには煩わしい信号機なんてものはないらしい。ハノイ市内もバイクと車の洪水なのに、交差点でのサーカス的な交差は実にお見事!それが旧正月、田舎への帰省ラッシュともなると、車線、センターラインなんぞあって無きに等しく、バイクと荷車とクルマが入り乱れ、も~ミラクルスーパー超越スリリングなデンジャラスドライビング!日本の何処かの遊園地にある絶叫マシンなんて子供ダマシに感じるって。

 

ナンブリックに着いたのは3時間後の夕方6時。途中、正視できないので強引に寝ようとしたが、凸凹道による激しい車体の揺れと鳴りやまないクラクション連発で、とても眠れたもんじゃない。とにかく、まずは生きて辿り着いたことに感謝。そして今日一日、一つの事故の現場も目撃しなかったことが奇跡に思えたのだった。

 

2010_0212_130754-何じゃコリャ、歩けない.jpg★ハノイ旧市街の混沌。バイクの駐車の上、車や歩行者が混然一体となって...危なっかしいったらありゃしないってば。

 

2010_0212_120ホアンキエム湖.jpg★ホアンキエム湖畔。この小さな湖の周囲が旧市街。ホテルもその一角。彼が太郎君です。ハノイ市内は見所がないなぁ~。

 

2010_0212_123440-湖近くのカフェ.jpg★ハノイの物価高は異常とも思える位。聞けば家賃も諸経費も高いのだそうです。こんなカフェでお茶するのも田舎の45倍だって。

これを異常気象と言わずに、何と表現すれば良いのでしょうか...北国は話す言葉まで凍てつくような、超冷凍寒気団の中にスッポリ。道東の占冠(シムカップ)では今日-34.4℃を記録(町が立派な冷凍庫状態ってこと)

 

我が札幌もヒートアイランド現象で昔ほどの冷え込みはなくなったとは言え連日、最低気温は-10℃以下、最高気温も5~6日間連続のマイナス続きで、BKKから帰った昨日は-7℃!その気温差40℃以上...占冠から出発していたら気温差は70!?...比べるのもナンセンスなんですが、気が遠くなってしまいそう...。

 

昨夜の1時半にスワンナプーム空港を発ったのですから、考えてみれば昨日はまだBKKに居たのですよ!地元の激寒風にマトモに当たってしまったら昨日までいたBKKのことが、ずい分と遠い昔のことのように感じてしまうし早速、ハードスパ旅の疲れもあってか、軽くゼーカーの症状が出てしまいました。

 

それでも、今日は休養明けのスタート日。札幌店は長期間のお休みを頂いたのですから、ゼーゼー言いながらも仕込みに、調理に頑張りました。やっぱり料理を創っている時がイチバン元気になれるし、無心で集中できるんだなぁ~と、再確認しました。

 

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札幌店、しばらくの間スパ旅のためお休みを頂いていましたが、本日からスタートいたしました。マジスパOPEN以来の恒例行事とはいえ、長期間お休みさせて頂いて申し訳ございません。そして、本当にありがとうございます。

 

昨日のお昼に千歳空港に降り立ったのですが、気温は寒波の真っ最中らしく午後1時なのにマイナス7℃!タイ・BKKとの気温差は40℃以上で、流石に身体中が震えを越えて寒さで固まってしまいました。今日も札幌の最高気温はマイナス5℃との予報。こんな気温差も旅の醍醐味のひとつなんでしょうが、あまりの寒さ、冷え込みは身体の芯までこたえますねぇ...。

 

寒さといえば今日から札幌では、冬の一大イベント「雪まつり」が開催されます。そういえば昨日のBKKからの乗り継ぎで、関空から札幌に向かった便も超満席でした。近年の傾向として、この雪まつりの頃が最も冷え込みがキツイです。そして、雪まつり後にひと山ドカ雪が降って、日差しの強さも相まって日に日に温かくなる...そんな時季でもあります。

 

札幌店の調理戦士のダイキチ&サンキチは、BKKの灼熱エネルギーをたっぷりと吸収してきたので、今日からまたより一層ダイナミックに張り切ってカレーを作るでしょう(名古屋店のみおりーぬ&下北店の調理戦士カロチン、ミシュランも同様に)。

 

BKKココナツジュース.JPG★果肉まで美味しいココナツジュースで一息いれて、と...タイではこのココナツジュース、ライムジュース、カフェイェン(タイアイスコーヒー)がお気に入りです。

 

BKKガネーシャ前.JPG★ISETAN前にある有名なガネーシャ像。BKKを訪れたら必ず一度はお参りする場所です。

 

BKK-伊勢丹前願掛け.JPG★そしてその像の前...夜ともなれば、願掛けをする人たちであふれ返り、バンコクっ子は超リアル(より具体的)なお願いをします。タイ国民は敬虔な仏教徒。

 

BKK-カオサン名物オジサン.JPG★カオサンの名物オジサン。前は真っ赤な服と自転車カーで市内を走り回っていましたが、今はカオサン中心に活動。スポンサーも付き、爆音タイロックを鳴らしながら観光客を乗せてのんびりカオサン巡りを。

BKKに入って、バイヨークブティックホテルからお隣のバイヨークスカイに引越ししてからずっとワイヤレスランの電波状態が悪くて、ヤキモキも頂点に達していたんだけど、試しにMyノートPCをロビーフロアに持って来たら何の問題もなく使えるのです!要するに部屋では電波状態が悪かった、ということ。高飛車なフロントスタッフに散々こちらのPCの問題だ、などと悪態を付かれ気分は優れないわ、ネットも1分おきにログアウトするのでイライラしていたのですが、旅もエンディングを迎えてやっと原因が判明(?)。何となく「時すでに遅し」の感もありますが、気分を持ち直して行きましょうか。

 

それにしても毎度のこととは言え、海外ではホテルに関する様々なトラブルが多過ぎるような気がします。スタッフの対応が一番のポイントですが、何処の国でも結局は良き人、悪しき人との差なんでしょうね。感じ悪いスタッフは何処にでもいるし、お友達になりたいと感じさせるようなスタッフもたまには居たりします。そして今回のように、トラブルがあった時の対応...この辺りの違いがホテルのレベルの差なのかもしれません。

 

せっかくの旅も、ホテルの印象や対応が悪くてはテンションも下がろうというもの。ことBKKに限っていえばホテルライフを満喫...なんてことはあまり選択肢にないので、ロケーションの良し悪しが最優先します。やっぱりBTSスカイトレインや地下鉄の駅に近いホテルが便利。タクシーやトゥクトゥクも移動には安くて良いのですが、時間と場所やルートによってはBKK名物の渋滞がネックに。

 

あたりまえですが、今のBKKはメチャ暑いです。乾季なのでウンザリするような湿気こそないものの連日、最高気温は3236℃。そんな中を連日、朝から夜まで歩け歩けの強行軍。こんな毎日なら健康的で(排気ガスを無視すれば)、身体も丈夫になるんでしょうねぇ。

 

で、今日は再びサンペからカオサンへ。初めてスパ旅でBKKに来る戦士たちは一様にカオサンの摩訶不思議異国ムードに感動しますね。「マジスパ宇宙」のルーツの一つでもありますから。マジスパ空間に流れる波動の中には、何処かにカオサンテイストが見え隠れしていますよ。

 

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昨夜遅くBKKに到着していたスパ旅第2班と今朝合流。週末はお決まりのチャトチャック(ウイークエンドマーケット)へ。第1班の戦士たちは日程的に行けなかったのでその分、2班には頑張って荷を担いでもらうぞ!ってなことで出掛けたものの、私はBKKに着いてから連日朝から晩まで歩きっ放し...シンドさもピークに。しかもBKKは日に日に気温もうなぎ上りなのだぁ~。

 

チャトチャックにはもう何十回も足を運んでいる。市場の基本形は昔そのままなのだけど年々その規模が大きくなり、行く度にスケールは増殖一途。しかもアウトドア。ムチャ暑さも変わりなし。そんな劣悪な場所を一日中歩き廻っていると頭もボ~ッとしてくるし、時々迷路に騙されたりもして、やがてはナチュラルハイ状態に...。今や実際に買い物をしているのは、殆どが世界中から集まって来る観光客。商品は取り立てて安いわけでもない。しかし、流石に品数は超越的に豊富。衣料品や食料品に始まって日用雑貨、観光土産、ペット、家具、ガーデニング用品、新進芸術家のアート作品・・・その、何でもござれのアジアンカオスが、何度訪れても実に楽しい。

 

チャトにはBTSスカイトレインも地下鉄も乗り入れているので、市内各所から容易にアクセスできるし便利になった。とはいえ我々のホテルはプラトゥーナムに位置しているので、どちらの便利線も利用できず結局はタクシーかトゥクトゥクを使うことになる。行きは何とかなっても帰りがタイヘン。数千(万?)人の帰り客が集中するので、タクシーもトゥクも普段の倍くらいの値段を吹っかけてくる。目的地までメーターで行ってくれる良心的なタクシーを捕まえる、なんてのは至難のワザ。なので、トゥクのドライバーと妥協ラインまで値段交渉して乗り込む。あ~シンド。

 

この「値段交渉」というゲームが(長い目で見て)意外と大切な作業なのでありんす。(タイでは元々安い交通費だけど)100バーツが150バーツになっても日本円だと270円から135円位増えるだけで、つい面倒になってOKサインを出してしまいがち。でも、それが度重なると「あ~日本人は、ガンガン吹っかけても大丈夫だな」と思われるだろうし、次第にエスカレートして値段も自然上昇してしまうと言うワケ。日本に居る時は数字や値段のことなどアレルギー的になるほど無関心な私でも、旅では後々のためにマナーを守ることにしているのですよ。でもまあ旅の初心者だと、交通費にしても、モノの値段にしても標準値が分からないと、何処まで交渉すればいいのか分からない、ってこともありますけどね...。

 

そう言えば今朝、ホテルで「よさこい」のチーム「平岸天神」の方々と会いましたよ。「バンコクよさこいフェスティバル」というイベントがMBK(マーブンクロン)で開催されるそうで、日本からは札幌で昨年優勝した「平岸天神」と、大阪からの2チームがゲスト披露する、と話していました。スゴイですねぇ・・札幌生まれの・「よさこい」も世界的になったんですねぇ。BKKでよさこいチームと会えるなんて嬉しいことです。

 

タイフード01.JPG

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