2010年3月アーカイブ

下北店に来てから、昨日今日と2日間も~ず~っとキッチンに入り浸りでござる。調理師冥利に尽きるってことで、嬉々としながら思いつき&気まぐれ料理作りにいそしんでおりんす。下北店で作ると、かなりの数で出ると分かっていたので、一品の料理も多目多目に仕込んでいたのが、やっぱり飛ぶように消滅...。下北のお客さまは実にホット、ストレート&スピーディ。料理人としてこれを至福と言わずに、何をそういうのであろうか!まことにありがたき幸せ!

 

昨日は懐かしいお客さまの訪問を受けました。去年、ベトナムのニャチャンリゾートに訪れた時、宿泊したリゾートのフロントスタッフだった方が、帰国して飛んできてくれたのです。しばし、お話しに花が咲きました。今日のお昼には、俳優の伊藤英明さんのマネージャーさんにやっとご挨拶ができました。以前は伊藤さんも週に数回は来店していたのですが、今は忙しくてマネージャーさんがテイクアウトで届けてくださっています。マジスパカレーが伊藤さんのパワフルな演技のエネル源になっているのかと思うと、嬉しいです!

 

マジスパカレーを、ライブ活動のエネル源にしているミュージシャンも少なくないと思っていますが、今日は「いきものがかり」の「ほっち」クンが給油に来てくれました。ほっちクンは以前からライブやツアーの合間を縫って、マジスパに飛んで来ていたのですが、なかなかタイミングが合わなくて、私は今日が初対面。とっても気のいい、素直なエネルギーの若者。しかも、めちゃ背が高い!(2メートルはあります...んなワケないか) なので、常時、見上げながらのトーク!?今は全国縦断ツアー中なので、「他のマジスパにもいきますよ~!」と、ウレシイ約束をしてくれました。心優しく気遣いの心得た「ほっちクン」でしたねぇ...。

 

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現在、今年初めての東京・下北店に来ています。というか、前回下北店に来たのは去年の12月初旬だから、ほぼ4ヶ月ぶりの東京!今年に入ってから連続のスパ旅や、しつこく続いた体調不良もあったりして、国内巡業が思うようにできなかったのです。

 

一昨日、朝から病院で精密検査を受け、院長先生から「悪の根源は全て喫煙にあり」と宣告され、41日から始まる「断煙プログラム」を約束し、その日から初めての減煙挑戦(それまでの5分の1の本数)。で、昨日の朝、目が覚めるともう久々にスッキリ気分。頭痛も手足のシビレも消えて、めっちゃ気分爽快...これほどリアルに効果が現れるとは!...それで即、「下北に行こう!」と思い立ったのです。

 

まさか!の突然決断に、札幌の戦士たちもビックリ。私自身も何故、そんなことを思い立ったのか分かりまヘン。煙草の本数を減らしただけで、これほどまで劇的に体調が改善されたことの驚きと喜びで、テンションが急上昇したんでしょうね。早速ネットで最終便を予約。下北戦士にもモチロン内緒で、昨夜閉店後の下北店を急襲したワケなんです。戦士たちを驚かしたり、サプライズが楽しみなので、各店への巡業は大体何時も「内緒&突然」。

 

今回は病み上がり()ということもあって、桜咲き始めの東京で少々ノンビリしたいなぁ~なんて思っていたけど、甘かった!思えば今はちょうど週末!押し寄せるお客さまの波を見て、私の創作意欲に火が付いてマッタっ!下北の朝礼を終えてから結局、アレコレ夜まで調理場でカンヅメになって、ず~っと作っていました。そして、それに即、応えてくださる下北のファンの皆さん...コレはある種の快感なんです...本当にありがとうございます。明後日の最終便まで頑張って作り続けまっせ~!!!

最後のスパ旅を終えて札幌に戻って(35)からというもの、実はずっと片頭痛と両手足がしびれるような感覚に悩まされていた。1月頃から風邪に似たような症状(鼻水、悪寒、節々の痛み)がずっと続いててスッキリしなかったのだけど、温かい南国の街に行くとついついターボが入って、環境の激変を考えずに一日中、歩き動き回ったり東西南北、仕入れに奔走...と、老いた身体にムチ打って少し無理し過ぎたのかもしれない。

 

それがこの一週間、雪解けが急に進んで道路が走りやすくなったためか、札幌店が夏を思わせるような忙しさを見せ始めたて来たので、ピークになると何時も火の前に立っていた。その辺りからしびれと頭痛かひどくなって、一日中痛みは止まらず、鎮痛剤なんぞ効きやしない。「こりゃマズイかも」と一昨日、慌てて病院に行った。検査しなくちゃダメとのことで、今朝、再び病院に行って久々に精密検査を受けてきた。

 

私のように自営業をしていると、定期健診や定期的な精密検査など、つい億劫になったり忘れたりで行けたもんじゃない。病院の環境で生まれたくせに病院や歯医者嫌いで、よっぽどじゃなきゃ足は向かない(大部分の人は同じだろうけど)。「医者の不養生」と言うが自営業者も似たようなもの。私なんか不養生のカタマリ。

 

エコー、心電図、X線、胃カメラそして先日の血液検査...で、結果は...幸いにも特に問題ナシ。驚いたことにチェックポイントは全てノープロブレム!とのご託宣。日々のカレーとスペシャルサプリが効いている!院長曰く「年齢を考えずに肉体的、精神的にムリをし過ぎて過労とストレスがたまったんだね...内臓や身体が目の見えないところで、悲鳴を上げているんだよ」確かにそうかもしれない。だが、症状的にまだ心配なので、後日、超苦手(MRIやCTは閉所恐怖症の私にとって拷問に等しい)な脳神経外科の方で検査してみようと思っている。

 

「問題の数点はタバコを止めれば数値も正常に戻るでござるよ」と院長先生がアッサリ言われたが、コレは巧みな誘導尋問!。それに引っ掛かった私は思わず何気に「止めますっ!」と言ってしまった。「明日からにする?」とせっかちな院長先生。「まだ心の準備が...」「そんなこと言ってちゃ何時までもできないよ!」「じゃあ、キリのイイとこで41日っ!」ってなことで私の「禁煙プログラム」は決まってしまった。保険を適用させるためにも絶対に止めてやるぞ!人生、初めての「禁煙へのチャレンジ」!

 

そんなことで幼少の頃から嗜んでいた煙草。ひょんなことから断煙に挑戦することになった。今までの人生で一度も本気で「止めよう」なんて考えたこともなかったのに...しかし、思えば最近の環境...愛煙家にとってはかなり肩身が狭くなった。常に「申し訳ありません」感覚で周囲に気を配りつつ、紫の煙を吐き出さなくてはならない。世界の流れも大きく嫌煙に傾いている。しかも、今年の10月には消費税も愛煙家を狙い撃ち。30%以上の増税は確定(100円増)ときた。何か、これがキッカケになりそうな感じもする。とはいえ、極めてアッサリ、予期もせぬ「断煙挑戦」決断...どんな禁断症状がでるやら...。

 

 

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先日、遅ればせながら昨年劇場公開されたDVD「ノウイング-Knowing」を観賞。上演時は、あまり評判が芳しくなかったのでスルーしていたが、ニコラス・ケイジは私のお気に入りの俳優の一人。映画そのものも、気になってはいたので一応チェックしてみた。

 

映画の解説によると~

「ニコラス・ケイジ主演、「アイ,ロボット」のアレックス・プロヤス監督によるディザスター・サスペンス。マサチューセッツ工科大学の宇宙物理学者ジョンは、息子ケイレブが通う小学校の記念式典で50年前のタイムカプセルから取り出された1枚の紙に綴られた数字の羅列が、過去50年間の災害、事故、事件の発生と犠牲者数、発生する場所の緯度経度を的確に予言していることを突き止める。そして、最後に書かれた数字は人類の存亡に関わるものだった。その紙にはさらに、これから起こる未曾有の大災害も予言されていた......」

 

いわゆる「パニック映画」「ディザスタームービー」と呼ばれるジャンルの映画なのだが最近、ハリウッド映画の傾向は先に封切りになった「2012」のように「地球ホンマもんの最後」を描くテーマの映画が多くなった。以前なら身近な乗り物(飛行機、大型客船)のアクシデント&パニックもの、異常気象(大型台風、大地震)や細菌(兵器)のまん延による人類滅亡の危機...位までだった。人類・地球滅亡的なクライシス映画でも「インディペンデンスディ」や「アルマゲドン」の場合、スーパーヒーローが現れて危機一髪、地球(人類も)は救われたのである。

 

ところが「ノウイング」や「2012」によると、我が宇宙船地球号は悲しいかな壊滅的なダメージを受け、100%救われないのだ(限られた人間は生き残る?)。ハリウッド製作の映画はある種のプロパガンダ(大衆の意識誘導)や予言めいた要素を持っている、と聞いたことがある。上映された数々の(SF)映画やTVシリーズモノ(24Xファイル)などを観ていると、頭から単純に否定もできない...というより、何らかの...深くて複雑な意図(悪意)を感じてしまうのである。

 

「ノウイング」は、地球の終焉を「フォトンベルト」が原因であるとしている。フォトンベルトとは、銀河系内に存在する(プレアデス中心星・アルシオーネを取り巻いている)ドーナツ状の高エネルギーの光子(フォトン)の帯。詳しく説明すると長編になるので、簡単に言えば11000年振りに太陽系が(我が地球も)そのフォトンベルトを通過するらしい(科学的根拠がないとされているが...)。太陽がフォトンベルトの影響を強く受けると、太陽(黒点)活動が活発になり、強烈な熱波と電磁波を放射して太陽系の惑星・地球にも降り注いで地表は焼き尽くされ、磁場も変化して極移動が起きる・・・既に2000年、太陽がベルトの淵に入り込んでいるという説もある。近年の異常気象や頻発する大地震はその影響らしいのだ・・・地球の温暖化の原因はCo2だけじゃない?

 

そして、太陽系がフォトンベルトの中にスッポリ、ハマり込んでしまうのが計算上20121223(完全に通過するのは2000年後)...それが又あの「マヤの暦」の終焉と一致する。映画では地球終焉寸前、プレアデス星人()がキラビヤカな輝くUFOに乗って現れ、選ばれた子供たちが救済される。映画「2012」の場合はもっと酷く、優秀な人間の他はお金やコネで救われることになっていた・・・21世紀のノアの方舟は超現実的?

 

ニューエイジ風に言えば「アセンション」・・・やがて人類は肉体と意識の変貌を遂げ、エネルギー体()は高次元に移行する・・・と信じている私としては、そんなハリウッド映画のサバイバルチック、生き残り風なエンディングが気に入らない。キリスト教、ユダヤ教からくる潜在意識(選民意識~自分たちは選ばれた優秀な民である)が見え見えとも感じる。しかも、救世主(神・宇宙人)はUFOに乗って現れる!?お決まりのピックアップ(空中軽挙)?

 

フォトンベルトが2012年の年末に地球を包み込み、その高次元エネルギーが我々(肉体と魂を持った)純粋土着地球人類に影響を与えるとしたら、肉体やDNAばかりか、我々の潜在意識・宇宙意識や魂のエネルギーレベルに圧倒的な変化をもたらすに違いない。映画の結末だと、宇宙人や神が創ったとされる人間(肉体)種を救済するだけ。それでは三次元的な「人類サバイバルゲーム」の延長に過ぎないのではないだろうか。それでは「魂の解放」にはならない...人類は何のために、幾度もこの地上で転生を繰り返してきたのか...。

 

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盟友アメリカが最近とみに日本バッシングしていることが気になって仕方がない。アメリカによるジャパンバッシングは、何も今に始まったことではなく、以前からよくNEWSになっていたがこれほど集中してアンチ日本的状況になっている流れが、何か作為的で意図的に思えてならないのだ。今、トヨタに続いてホンダのリコール問題も浮上。米最大手GM亡きあと、ことクルマに関しては(訴訟以外で)特にヒステリックだ。そして、大西洋・地中海産のクロマグロ禁輸案(モナコ提案)でも、日本に反対の立場を取った。幸いこのアンフェアーな提案はたった今、ワシントン条約会議の採決で否決されたが一体アメリカクン、どういう訳だ?

 

その昔、先の大戦では無差別に日本の都市を大空襲。多くの犠牲者を出した。挙句の果てには歴史上、唯一の被爆国となった...広島、長崎に原爆投下による人体実験までした鬼畜米国に対して戦後、日本の殆どの国民は恨みつらみを持つどころか、信じられないことに、親しみすら抱いて彼の国を眺め、憧れや社会の目標とまでしたのである(戦後教育やマスコミの洗脳による結果)。なのに又しても、次々とバッシングが始まった...。

 

選挙前のマニュフェストは単なる(選挙用の)理想であって、どうやらほとんどは実現不可能か大幅な軌道修正。現実的にはボロボロの結果になりそうで、心の内は次なる参院選挙対策のみ。それに向けてのパフォーマンス(全く訳ワカラン子供手当など)で忙しいのか国際的、対外的なメッセージも発信せず、リーダーシップは悲しいくらいに全く発揮できていない。実にもどかしさかげん!というより、危機的な状況を招いてしまっているのではないだろうか。それにしても最近、我が国の首相は不作に尽きる。民主にしろ自民にしろ玉不足なのかねぇ。ポッポ兄弟なんてのは揃って哀れだもの。

 

 

のらりくらりのポッポちゃん。で、決断ままならない普天間基地移設問題。民主幹事長・政治とカネ問題の主役・オザロークンの米国軽視&あからさまな中国接近パフォーマンス...アメリカがイラつくのも計算の上?良し悪しは別にして今、米軍による国防のラインが崩れたら日本はどうなる?強気で行くつもりなら、腹をくくってそれでもいいが、とにかく政治的にも経済的にも危機的状況なのだから、今こそ強いリーダーシップが必要じゃないか。もしそれが出来ないのなら、他の人に代わってもらったらイイんじゃない、ポッポちゃん?オザロークンだけは別にして...。

 

000-桜.JPG★去年の札幌の桜。本州では桜の便りも聞こえるけど、札幌はまだまだ...昨日も今日も、粉雪が舞っているくらいなので...あ~春の温かさが恋しい...

 

元横綱・朝青龍。巷ではモンゴル凱旋時のトンデモ会見の波紋が、予想以上に広がっているようだ。やれ断髪式がどうの、引退相撲がこうの...どころではない。余波の広がり方が(マスコミが大々的に扱っていることもあって)大きく、タダでは済まない気配すら漂ってきた。すわ、政治的な外交問題に発展?国技とはいえ所詮、格闘技(スポーツ)。だが、「まさか...」と思うような、些細なことから歴史が作られる場合だって無きにしも非ずである。

 

それにしても我が民は辛抱強い。先の戦争の教訓からか「売られたケンカは例えどんな理由であれ、どんなに理不尽でも決して買ってはいけない」ことを直線的に学んで(洗脳教育?)DNAにしっかりと刻んだのである。様々種々問題はあるにせよ、少なくとも日本の国技をあれほどまでに公の場で侮辱されだのだ。なのに、コケにされた筈の理事長ですら「いいわけないでしょ」だけで、怒りも反論も不完全燃焼気味...。そう、大和の民は他国の誰が何と言おうと「平和主義者」なのだ。しかし世界情勢を見渡せば、平和音頭を謳いながら自らの手で己の首をジワジワと締めつつある...悲しいほどに自虐的な気もするのだが...。

 

北や南の領土()問題、調査捕鯨問題(グリーンピース、シーシェパードなどNGOによる過激で暴力的な示威活動)、クロマグロ漁獲規制問題、トヨタ車へヒステリックなまでの大規模リコール問題、アカデミー賞のドキュメンタリー賞まで受賞した(欧米セレブ御用達、ご都合主義の環境自然保護)映画「ザ・コーヴ」の策謀的なやり口...これら日本にとって極めて理不尽で、重苦しく、あからさまな政治的圧力(人種偏見や反日的な運動・バッシングに利用)にあっても、我が日本国民は「忍」の一文字。世界に向かって反証する訳でもなく、流れを上手く運ばせるための根回しをする器用さもなく、グチ一つこぼさず、じっと耐え抜いている美しい平和主義者。

 

我が国の政治屋連中の数々の奇行を見れば、「それどころではない」といった感じが手に取るように分かる。次の参院選に向けて「如何に生き残るか」...我が身の居場所が、最優先順位なのだ。あっちに付いたと思えば、こっちに奔走...日本がどうなろうとお構いなし。月に1500万も子ども手当を頂いているお方には、日本経済の現状が見えるはずもないし、「友愛精神で明るい未来を!」なんて、期待すること自体バカげている。

 

イザという時に神やスーパーマン、必殺仕事人がサッソウと現れるのは、小説や映画のフィクションワールド限定なのだ。でも、ひょっとしたらファシス党()からヒトラー&ムッソリーニのような、強大なパワーを持ったカリスマ的存在が出現する可能性はある。しかしこの党首はNEWファシズム(決して愛国人ではない)。左右翼どちらも取り込み、急進的で権威主義的なやり方で生き残りを図るべく、自らと国家を他国に(魂もろとも)売り渡してしまうかもしれない。お~コワ。

 

何を考えているのか、我々を何処に連れて行こうとしているのか、我々に何を強いるのか...全く視界が悪く理解不能な今の政界(日本に限ったこっちゃない)NEWSを棒見(読み)していると、訳が分からなくなって「ネトゲ廃人」ならぬ一億「ポリティカ廃人」になりかねない(それが狙いだったりして)。だから、廃人に成り果てる前に怒らなくちゃなんない時は、大きな声でしっかり怒るべきなんだと思う。但し、相手(敵なのか味方なのか、正義なのか悪徳なのか、光なのか闇なのか...)を、ゼッタイ間違えないように!悪魔は何時だって「耳障り良く、気持ち良く」耳元に囁いてくるものだから。

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000-02.JPGのサムネール画像

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あの、忌わしい旅(行会社のツアー)から帰札してから、ちょうど一週間が過ぎた。痛々しい日焼けの跡はまだ残っていて「そう言えば行ったんだっけ...」そんな感じになる位、現生...三次元の時の流れの罠にハマっている。でも、このご時世、こうして忙しくしていられること有り難き哉。

 

普段から私は、どちらかと言うとこの次元に居ながらにして、常に別次元を旅しがちな体質&脳質なんだけれど、時としてシンクロが度重なることがある。そのシンクロを意識すると、ますます「意味のある偶然の一致」が連続して起き始める。どんな小さな出来事でも、あらゆる角度から見て、自分が「シンクロった!」と感じれば、立派なシンクロである。人に語れば些細なことでも自分にしてみれば面白いし、日常(仕事)の面でもケッコウ役に立っている。

 

例えば、発作的に何かの料理を創り始める時は、ほとんどトランス状態になっている。発作(気まぐれ)的に創る時は、どんな料理でも初めに完成形のイメージだけがあって、そのイメージのシェルターの中に飛び込んでしまっている。そしてイメージを三次元にシンクロさせるだけ、ひょっとすると無呼吸になっているかもしれない。私は定番料理以外の料理を作っている時は、無意識に思考停止になっている。イメージを働かせて...というより「無」に近い状態になって、おまけに多分、左脳は仮死状態だろうと思う。

 

シンクロが続く時は、個人的なお客さまの来店も多い。昨日は森崎さん(TEAM NACSのリーダー)がやって来て「北海道の農産、畜産」などのテーマで()久しぶりにお話し。その最中に来店した何時もお世話になっているWESSの人が、森崎さん企画の夏のイベントの担当だったり、数年前に香港TV局の取材があった際の社長さんの部下が社長命令で来店。「貴店が香港への出店を成さないのであれば、ウチのBOSSがやるであろう」と勧誘恐喝()されたり...。

 

今日は、去年も来店されたアメリカ・ワシントンDCからのお客(某業者)さま。再度、「ゼヒ、アメリカに!」との熱いメッセージ。で、一緒に来店されたのがワシントンDCにある某ホテルのシェフさん(グリーンカードを持つ日本人)!ホットなUSA飲食店情報を伝えて頂き、しばしホットにヨロズ語り合う時間を持つことができた。

 

そして夜の下北にはレゲエクイーンのプシンちゃん。彼女やヤイコ(矢井田瞳)ちゃんの「押し」がなければ、マジスパ大阪店は幻になっていた。特にプシンちゃんには詳しく、具体的な大阪情報を教えてもらったおかげで、今の「マジスパなにわ店」がある。

 

シンクロは面白いのだ。

 

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昨日、朝青龍の故郷モンゴルでの記者会見は全く頂けない...と言うより、一人の人間としても見苦しかったなぁ。その元横綱とはマジスパも一寸した縁があって、多少なりとも気になる処ではある。何年か前に日本テレビの「たべごろマンマ」で、ベッキー&ママがマジスパにやって来て、スープカレーを朝青龍に紹介。で、「部屋のちゃんこメニューに入れとこ」とまで言わせたのだから。

 

うちのカレーを食べてからの快進撃で()優勝25回となれば、平成の大横綱。前代未聞、ヒール役の横綱ってのも異色だし、技も多彩で個人的には隠れタニマチだった。若き新入幕時代の型破りな反則的言動には目を瞑る。しかし、横綱昇進後も数々の暴言、「らしくない」言動の連続、極め付けの暴行傷害事件...そして挙句の果てに昨日のあからさまな横審批判と「自分は何も悪くない」...自国民には同情を買うような会見...日本の記者には露骨なケンカ腰...コレじゃあもうアカン。

 

例えば日本人がモンゴル相撲...彼と反対の立場でやっていて、彼と同じような発言をしたらモンゴル人は烈火の如く怒るだろうし、運が悪けりゃ抹殺されることだってあるかもしれない。彼の昨日の会見は日本の国技に後ろ足で砂を掛け、唾を吐いているようなものだ。相撲界に育まれ、大事業を興せるまでの報酬を与えてくれた(自力でゲットしたと思っているだろうが)、日本の相撲に対する感謝の気持ちが殆ど見えてこないのが悲しい。

 

若干17歳で日本に渡り、高砂親方の下でトントン拍子に昇進。親方も彼のあまりの強さに「技、体」は教えても、一番肝心な日本や相撲の「心」や精神を教育する暇がなかったのだろうか。当然、そんな親方の責任もあるだろうが、最後の最後まで野放図な彼の態度を見ていると結局は彼の本質的な「人間性の問題」なのだと思う。願わくば、お門違いの怨念エネルギーで「モンゴル大統領に昇進!」ってなことだけはご勘弁を...彼の性格なら、どんな技体で反撃されるか分からんもんね。

 

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揺れる地球号は何処へ行く?

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先週の土曜日に、スパ旅を終え札幌に帰って来てから、度重なって気温差に晒されたものだから又しても体調を崩し気味に...で、無精にも一歩も外に出ていなかったものだから(真冬日が続いてたこともあるし)、今日は久々に外の空気を...しかし、やっぱり寒いことは寒い。此処は北国・札幌。

 

TVNEWSだと今日は四国・高知で早くも桜が咲いた(史上1位タイ)、かと思えば一昨日辺りから全国的に春の嵐...大荒れの天気。鹿児島や福岡など、あの南国九州や関東から東北地方にかけても、かなりの風雪と放送していたけど、映像を見ていても信じられないような雪景色。でも、不思議と何故か北極札幌は未だ、かなりの冷え込みはあるもののずっと静かで穏やかな日々。

 

気候は世界的に見ても極めて不順、不安定傾向にあって、しかも、地球面(地表)が絶えず周期的にうねっているらしく、世界中が(特に環太平洋では)地震という天災の形で、激しく揺れ動き続けている。揺れ動いていると言えば世界も我が日本の政治、経済も...この先、我が地球号はどうなってしまうのか...何処へ行こうとしているのだろうか。

 

先にも書いたように、私はこの1カ月間でアジア4カ国を(タイ、ベトナム、フィリピン、香港)巡って来たのだが、(東南)アジアの急成長と日本経済相変わらずの停滞、というコントラストを、例えば国家の玄関口「エアポート」でも、強烈に感じることができた。

 

バンコクのスワンナプーム空港、ソウルのインチョン空港、香港のチェクラップコク空港...どれも世界最大級(当然24時間のハブ化)。そのスケールや立体空間に圧倒されるであるぞ!昔(10年くらい前まで)は、成田や関西のキレイで大きな空港から旅立てることだけで胸キュン、ワクワクしたもの。が、どうだ。この1カ月、関空や成田に降り立った時の寂しさ...やけに日本の空港が古びていて、妙にコンパトに感じてしまったのである。庶民的と言えばそうなのかもしれないが...。

 

08年のリーマンショックに端を発した世界的な金融危機、世界同時的な不況は、勿論アジア諸国にも及んではいるものの、先の見えない経済や将来展望にやや絶望感を抱く日本民族とは違って、「もっと豊かな生活がしたい」...という欲望のエネルギーやハングリー精神を、彼らはしたたかに持っているような気がする。夢や希望のある民族には常に前を見ようとする意識の目がある。そんな彼らには絶望感、疲労感、倦怠感など微塵も感じられないのだ。

 

鳩ポッポちゃん、国内に住む外国人の子供たち(祖国に居ても)にまで、我々の血税で「子ども手当」を支給するアル。住民票さえあれば外国人にも選挙権を与えるアルヨ。なんてアンビリバボーなこと力強く話したり、考えてないで(オザロークンの指示だろうが)、日本経済の立て直し、日本の近未来の具体的なビジョンや展望を描いてちょ~だいな!

 

香港空港.JPG★香港のチェクラップコク空港。最近のアジアの新空港は天井がやたらと高く、どのエリアも(イミグレ、免税店、航空会社カウンターなど)広々としていて、基本的に形や流れのデザインは似ている。

 

セブパームツリー01.JPG セブビーチの旗.JPG★セブ・メモリー

いくらタフガイとはいえ、月に3回の海外は流石にキツいなぁ...。そもそも何故に、そのようなタイトスケジュールになってしまったのか...大体、何時も(何かに付け)物事は発作的に決めてしまう傾向にある故、結果としてそうなっただけで、自分でもハッキリとした理由が分からないのである。バンコク、ハノイ、セブ、香港...目が覚めた時じゃなくても混乱していて、頭の中がゴチャゴチャになって少しも整理ができないでいる。

 

だからこそ、最後のスパ旅はセブの海でファミリーのんびり過ごそうと考えて、二カ月以上も前に旅行代理店のパッケージツアーを予約した筈だった。なのに...である。旅の前や途中でそのことを考えたり、ブログで書いたりするとテンションも下がるだろうし、その旅行会社から嫌がらせを受けるんじゃないかと、そんな余計な心配まで...。

 

国内線の手配も、前泊の関空のホテルまでしっかり予約。そして、子どもたちには「海へ行くんだよ!」と約束して、各店のスタッフ調整までしていたツアーキャンセルの効かない一週間前に...「帰りの飛行機が突然、飛ばなくなったんすよ~」だから、「旅程を短縮するか、一泊は香港でど~すかぁ~」...そんな無責任な話をし始めたのである。しかも「飛ばなくなった」んじゃなくて、キャセイ航空に連絡したら「初めからその曜日のその時間のフライトはないんでっせ」とのこと。自分たちのミスを隠すために嘘をついたのだ!

 

旅立つ前日までその会社とやり取りをしたのだが結局、あちらはミスをしているにも関わらず、こちらの要求は一切受け付けないどころか、何故か強気の条件を繰り返すだけ。せっかくのファミリー旅行、イライラするのもナンセンスだから、「じゃあせめて、香港のホテルはデラックスか部屋のアップグレードを」とだけ頼んでいた。が、返事は力なく...「できるだけ期待に添うようにしとくけんね」。

 

その日、香港で数時間だけ滞在する1泊のホテルもやれ「今、香港はイベントや見本市が集中してデラックス系は満室なんすよ~」だとか「アップグレードも難しいっすねぇ~」の一点張り。念のために香港観光協会に連絡してみたら「香港での国際的なイベントやコンベンションは4月と12月に集中しているので、その前の3月は割と静か目ですねん」とのことだった。これもまた素人っぽい嘘であった。

 

香港てるみ.JPGで、香港で用意されたホテルはどうだったか...もう、最悪の一言。部屋は超越的な狭さで、スーツケースも広げられない程チマチマしていて、日本の激安ビジネスホテルといった感じなのだ。しかもロケーションも超ベリーバッド。九竜城(カオルンセン)の脇っちょに位置していて、九竜繁華街の尖沙咀(チムサーチョイ)からも程遠いエリア...最後の最後まで「ヤラレタ~!」だった。これで出発前日に、セブのグレードアップ料金の返済を請求しなかったら、その会社はその料金まで「儲け」に加算していたのだろう。なんて不誠実な旅行代理店だ!誠意のカケラも見えないどころか、最後まで小バカにされた感じだった。

 

人間だから凡ミスやちょっとした失敗はあるだろうし、事の大小はともあれ不注意によるアクシデントだって、絶対にないとは言い切れない。要はその後の対応である。まずは失敗に対して素直に謝罪し、誠意ある姿、誠実な態度を如何に示せるかが大切なのだ。他人事ではなくウチ(マジスパ)も、常に心掛けたいことであるし、もとより失敗やミスを極力防ぐための繊細な注意力を呼び掛けたいと思っている。「人の振り見て我がふり直せ」である。

 

あまりに酷い対応だったので「ブログに書かせてもらいますよ」と言うと、全く意に介さず「ど~ぞ、ど~ぞ、お好きなように書いたらエエねん」やて。チッポケなブログで、どうワメイても「ワイの会社はなぁ、上昇気流やさかい、ビクともせ~へんで~」ってなスタイル。ダマされた私が悪かったのだろうか...。香港には自社ミニバスがあった位だから、そこそこの旅行代理店なんでしょうねぇ「て○みく○ぶ」さん!何もなければ大丈夫かもしれないけど、一旦トラブったら正体現しまっせ~この悪質極まりない旅行会社。

 

ハロハロ&ピカリン.JPG★セブ名物「ハロハロ」とピカリン。ハロハロはお店によってスタイル、内容も風味も違って楽しめる南国スイーツ。

 

ヤシの木ハウス.JPG★ヤシの木に囲まれたセブ・マリバゴ・ブルーウオーターリゾートのコテージ。部屋の中もほとんどフルオープン。南国的解放感。

 

マリバゴビーチ.JPG★マリバゴのビーチ。遠浅で安全。マクタン島のリゾートはキレイなビーチはそれほど多くはないので、ホワイトサンドのビーチは貴重。

 

マクタン飛行機から.JPG★飛行機が飛び立って、セブのマクタン島を後にします。南国の海岸線や島々はため息が出るほどキレイですねぇ...。

45日しかない海外の旅で2カ国巡りというツアーは流石にタイトである。今朝(5日木曜)、セブのホテルを出10時半に出発して、香港のホテルに着いたのが結局夕刻6時。移動だけでナ~ンと8時間や!こんな無駄なスケジュールは自分なら絶対に組まへんで~!親たちが疲労でゲンナリしている位だから、子供たちはどれ程グッタリしているか...と思いきや、見た目は元気そのもの...イジらしくもそれだけが救いである。が、こんな旅になったのもあの、詐欺まがいの旅行代理店のせいだっ!

 

しかも、明日の朝の集合時間はハードスケジュールに輪をかけた7時半!それにしても、ん~ただ眠るためだけの香港...ってのも、いかにも空しい。なので、唯一名物の「香港夜景」を見ることにした。6名全員バテバテの中、ムリしてでも見に行って大正解。久しぶりに眺めた夜景は昔と変わらぬ100万ドルの輝き、それだけで十分香港に来た価値がある。時間があれば、香港島側にあるビクトリアピークからの絶景の眺望をしたかった...でも、半日かけて散々な移動攻撃だったけれど、何とか忙中に癒しアリってとこか...。

 

私が最後に香港を訪れたのが中国に返還直前の96年。今回は返還後初の香港超短期訪問。それまで私はこの地が、いたくお気に入りで20回以上は訪れていた...あれから14年。今回は、香港の空気に一寸だけしか触れることができないが、印象的にはヤッパリ何となくムードが変わったような気がする。1997年の返還を前にした香港は、90年頃を境に劇的な変化をしつつあるように感じていた。

 

当時の香港では中国の共産党支配の経済を嫌って、カナダやオーストラリア、欧米に逃げる香港人が毎年数多くいたのである。脱出する伝もなく、取り残された当時の香港人たちは何だか絶望感と不安とで、国民総イライラ状態。ホテルやレストランではサービスの欠片もカントンスマイルも消えて皆、ツッケンドンで投げやり...釣銭なんかも投げてよこした位だ。そんな香港が急にイヤになって足を運ばなくなってしまったのである。

 

その頃から、あれほど好きだった「本場の」広東料理が嫌いになってしまった。つまり、中国の独特な...薬膳的、漢方的な香りや、八角(五香粉)の混入した中国()料理が全くダメになってしまったのである。それは香港が中国に返還された事が理由ではないと思うが、時を同じくして起きたのが不思議。今回も地元で人気の広東料理の専門店で7品目ほどにチャレンジ。結果、八角の隠し味が発覚して吐きそう...八角トラウマになっているのかも。

 

ピカリンがコンビニ前の香港ガチャガチャで「コレ欲しい~!」急に駄々をコネ始めた。香港コインが足りないので諦めるようになだめていると、近くに居た香港の若者男性がコンビニに飛び込んで両替をして、何と不足分をマシンに入れてくれたのだ!コレには我々一同ビックリ驚いて、お金を渡そうとしたのだが笑顔でイラナイ、イラナイのリアクション。金額にしたら大したことないけれど、海外でそんなケースは初めてである。全員で大感激&急に好印象。まだまだ香港も捨てたもんじゃない。

 

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ただ今、快晴32℃のセブリゾート真っ只中です。旅の前はツアーを依頼した旅行代理店のあり得ないミスの連続でスケジュール突然の変更が余儀なくされ、どうなるかと心配だったのですが、せっかくのファミリー水入らずの初スパ旅。全てを忘れて頭カラッポにしよう、ということで南国の太陽エネルギーを目イッパイ浴びています。

 

前回のセブは本島に在るプルクラ・リゾートでした。プルクラはハイクラスリゾートなので部屋、料理、サービスなど全てが最高なのは当然なのですが、セブの街にタクシーで1時間も掛かってしまう孤立したロケーション。そこで今回は子連れ(二人)ファミリーということもあり、街に近いセブ空港のあるマクタン島のリゾート・マリバゴ・ブルーウォーターを選んでみました。ココはカジュアルなリゾートホテルで、何の気を遣うこともなく実際、日本の若者たちや香港、韓国あたりからの新婚カップルなども多く見掛けるお気楽リゾート。

 

2週間前のハノイの9日間では、この晴れ男(私のこと)がただの一度も太陽さんを拝むことができませんでした。しかし今回のセブは違います。夜にスコールはあっても日中はピーカンの青空!帰国したときにヒンシュクを買わないよう、努めて日焼けには気遣って日焼け止めやTシャツなんか着ているものの既にもう体中ヤケド状態なんす。ウッカリすると、ちょっとキケンなセブの太陽光線。

 

前回のセブで確認してあるセブの味覚はやっぱり美味です。我が日本人の味覚には問題ない、というより他のアジアと比べても断然合っているように思います。その昔はスペインの植民地だったからか、民族性も味覚もラテンしていますね。でも、アジア料理にありがちな(中華料理の影響を受けた)八角甘味風味がなく、苦手なパクチーもほとんど見掛けないし、レストランの味はどちらかと言うと全体的にアッサリ系なので、少しの懐疑心もなく安心して口に運べるんです。

 

今回の旅は急ぎ足。セブも3(本当は4泊の予約)でお終い。早速明日は香港へ飛びます。本来、トランジット(乗り継ぎ)だけだったのが1泊することになって、24時間も滞在しない香港のためにわざわざ出入国手続き、そしてホテルの往復...2才のピカリンと6ヶ月の一気クンにはまったく酷なスケジュール。コレを強いた例の旅行代理店のミスは、今更ながら本当に酷いし頭にケチャップ。実際、しなくてもいい移動のためにムダな時間を消費して、タイトなツアーなのに時間も大幅に損しちゃてる!ピカリンや一気クンと4泊5日でセブを過ごしたかったなぁ~。

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