「元気食の原点はアジアの屋台にあり!」

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私がバンコク・タイに初めて行ったのは、もう45年以上も前。父と父の友人たちと1ヶ月間、香港~タイ~マレーシア~シンガポール~台湾と巡ってきたのです。私が中学生の頃...ずい分と昔のことで、海外旅行なんてのは当時としてはホントに贅沢の極み。一般的ではないし、海外旅行は夢のような時代。庶民にとっては高値の華...父は猛烈に反抗的な私とコミュニケーション取るために、ずい分と頑張って無理したんだな...と理解できたのは、その後ながいこと時間が必要でした。

 

結局、アジアに深くハマってしまった原点はそこにあります。あれからアジアは政治的、経済的にも大きなうねりの中で劇的に成長を遂げ、街も人の心も変化してきました。それが良し悪し、好き嫌いを抜きにあまりにも激変なので、驚いたり面喰ったり...。でも、基本的な東南アジアの良さはまだまだ残されているので、残念ながら完全消滅してしまう(であろうその)前に見ておきたい、という気持ちが強いのかもしれません。

 

何の因縁なのか、因果なのか...こうして東南アジア(インドネシアやタイ)の専門料理を創るようになったのも、父からの教訓でもある「医食同源」の意志を継ぐようになったのも、こうしたシンクロの積み重ねの結果なのだと思っています。いまだにそう感じているし、今回のバンコクでも改めて確認できました。

 

「元気食の原点はアジアの屋台にあり!」と!

 

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