昨日今日の札幌は珍しく晴天で実に穏やかな真冬日でした。この処は最高気温はほぼ－3℃位で、最低気温は－8～10℃。旭川や道東方面の－30℃なんかと比べようもありませんが、当然ながら流石に寒いです。札幌はそれでもまだ積雪量は平年より少なく1mもない位でこのまま静かに春を迎えて欲しいもの...。しかも例年、頭を悩ませてくれる札幌店眼前の違法雪像チョモランマも、今年は市がキレイに排雪してくれたお陰でキレイさっぱり。
そこで心の余裕ができたのか、(不謹慎にも)あらぬことを考え付き急きょ、隣町の岩見沢に連日大雪記録で話題になっている街の様子を視察しに行ってみよう！ということになったのです。平年なら今頃は積雪量1mそこそこの岩見沢市が、何と今までの記録の倍、2mにもなっているのですから...。
昔はスキーをやっていたので、冬はニセコや大雪山など北海道各地のスキー場を飛び回っていましたが、今はほとんど札幌市内から脱出することもなくなってしまいました(千歳空港は例外ですが...)。なので今だと、ヘビーな雪景色はむしろウンザリ。敢えて避けていたんです。
岩見沢の大雪ぶりは予想以上に凄かったです。路肩の雪山は３～４m。幹線以外の道路はほぼギリギリ１車線のみ。クルマと人の交差すらムリな圧迫感。この都会の道路の雪は一体、何処に捨てたんだろうか...札幌からの距離もたったの３０km。しかも同じ石狩平野にありながら、偏西風の一寸した蛇行具合でこの違い！こんな豪雪景色を見たら、我々札幌人は何と幸せなんだろうと素直に感じましたね。道産子の私でもめったにお目にかかれない大雪と闘っている岩見沢の皆さん、連日の雪かきは大変でしょうが、頑張ってください！
