北方の荒れた天気を思えば江戸は天国

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北と南ではこんなにも天気が違うもんですかね。いやいや、違うなんてそんな半端なもんやない。激しい差別!?札幌は12月に入ってからというもの、ず~っと懲りずに降り続いた雪が解けずに、昨日今日の暖気でグシャグシャになって(これも又ドライバー泣かせ)、おまけに冬の嵐!青森では最大瞬間風速36.3メートルと記録更新!北は強風&大荒れ!誰や!今年は暖冬...なんて、いい加減な予測をした人間は!

 

そんなんじゃ、もう・・・と、半ば殆どあきらめていました。姪っ子の結婚式に出席するために江戸に飛ぶ予定で、そんな荒れた天気の中、千歳空港に向かったら何と無情の告知...「雪のため通行禁止でんねん」...なぬ~!一般国道を走れ、だと~?ギブアップ気分9割、それでもいちるの望みを信じ、必至に暴走したお陰でギリギリセーフ!

 

もう何百回、飛行機に乗り降りしたことでしょう...ところが、様々な恐怖症を抱えた私にとって、この乗り物は決して快適な乗り物とは言えません。特に離陸時、激しい揺れ時は祈りの時間でもあります(ほとんど寝ていますが)。しかし、下界の喧騒を振りきればこっちのもの。雲海を超え、ほぼ1万m上空に達すれば青空が広がって~天国、極楽とまではいかないものの、ホッと胸を撫でおろすのです。

 

冬季になると太平洋側は空気が乾燥、シャキッとした晴れ間が多くなって、飛行機が羽田に着陸する際は関東平野がまるで箱庭のように広がる様が見事に展望できるんです。今日は特に眺望が良くて、冠雪した富士山はモチロン、遠く日本アルプスの山々までクリアーに見渡すことができました。こんな時は恐怖感も消滅。むしろ、めっちゃ得した気分。

 

それにしてもこの南北天気の激差かげん!それほど大きくはない我が国土でも四方が海に囲まれ、偏西風や季節風が吹き、南北に細長いと気候はこれほどの違いが...だからこそ日本には個性的で素晴らしい文化、風習が生まれるんです。

 

★飛行機の機内から見た富士山

 

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★今日、下北の部屋から見えた富士山

 

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