本日はチト長編、あしからず☆

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そういえばあの時も、丁度こんな感じでした。去年の春三月、時々お世話になっている内科クリニック(開業医さん)にシンプルな健康診断に行った時のこと。検査結果は何時ものように...特別、可もなく不可もなし...だったのですが突然「マスター、煙草やめてみよ~か?先生が手伝ってあげるから...」先生は何の前触れも予告もなくこう切り出してきたのです。

 

私はアッケにとられて「アワワ...」何の返答も出来ないままでいると、どんどん私の意志は無関係に「絶対成功する超越禁煙プログラム」を作成。質問、反論、クレームなど一切発する余地なく、気が付いたら絶対に成功するはずがないと120%諦めていた禁煙に成功していたのです。去年の41日スタートなので18カ月間1本も、でき心で浮気など一切ないほどに大成功!先生のソフトな強引さ、巧みな勧誘術があったからこそ、今の自分があります。

 

で、今回もそれとほぼ同じ手で、先生の誘いに乗ってしまったのです。ここんとこ咳が止まらなかったので今、大流行の兆しを見せている例の「マイコプラズマ」を心配して昨日、先生の処に検査に行ったのですが、結果は例の如く「何ともナシゴレンよ」で、「最近、胃の中見てないよね~」...えッ!と、一度は反応を示したものの...気が付いたら早くも今朝、まな板(診療台)のコイ状態になっている私がいました。

 

「ちょ~っと待ってください、センセー」などと間を置いて、躊躇ったり、迷ったりしていたら、私のような性格なら「先生、ヤッパやりまっせ~!」な~んてなことには、まずなんない。先生はそんなへっぴり腰&弱気な患者心理をよ~く分かってらっしゃる。独りよがりのエゴな言い訳を許さず、有無を言わさず即決めるコレ極意なり。

 

昨夜は恐怖と緊張で満足に眠れませんでした。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、実はわたくし、かなりの「高所・閉所恐怖症」。なので...MRICTスキャン、観覧車、スケルトンタイプのエレベーターなどは大苦手というより第一種禁忌(タブー)。直ぐにパニクリ症候群のアブナイ症状が現れてしまうのです。しかし今日は経験を何度も積んでいる胃カメラ...覚悟を決め、身を清め、今朝10時の刑執行に向かいました。

 

人生、結構長いので胃カメラはもう10回以上は経験していますが、何度やっても毎回コワいことは怖いのです。これに慣れて「ガンガンいくで~!」なんてのたまう豪傑、この世に存在するとは到底思えまヘン。昔はちょいと太めのカメラコードを口から入れたものですが、今は「鼻から挿入」が定番。しかもコードは細めに改良されて苦しさ、恐怖感も半減で好みによるでしょうが、口より鼻の方が断然スムース...とはいえ、異物はイブツ。

 

それと、事前に行う麻酔薬も鼻からノドがシビレて息が出来なくなりそうでめちゃんこ怖い~しかも、その蛇の如き異物が鼻から入ってノド~食道~胃~十二指腸と貫通している絵なんかを想像すると、もうそれだけでパニック...なので一生懸命、他のテーマ...例えば難しい世界情勢の問題なんかを考えたり、丁度BGMでサザンのオルゴールメロディが流れていたので一緒に歌ったり、今は亡き父母に「守りたまえ、救いたまえ」と祈りを捧げたり、もう~必死。

 

そんな「複合的な救いのエネルギーによる援護射撃」の甲斐あって、検査結果もすこぶる良好な結果が出ました。録画モニターや写真を見ても、明らかに今まで見た私のシュールでグロテスクな胃袋画像とは違って、まるでケガレを知らない子供のような、出っこみ引っこみ&シミもない、きれいなピンク色をした我が胃ホルモン映像がありました!!! ともあれ、今のこうした我が健康な肉体は、亡き父による冥界からの遠隔治療と、名医先生の的確な診断診療のお陰であります。全身全霊で感謝!!!

 

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