実はマジスパの故郷...つまり、スープカレーのルーツでもあるインドネシアはバリ島に来ています。いま一度、ソトアヤムの味覚を現地で反復学習したかったのと、バリに感謝の気持ちを伝えたいと思ったのです。と言っても、バリには20年以上ご無沙汰していました。まあ、浦島太郎状態も同然...すっかり変わってしまったバリ(特にクタ・レギャンやウブド)の姿に驚くやら、少々悲しくなったりして...。
24、5年前、以前経営していたレストランBIGSUNにバリから札幌に来ていた若者が居て、彼の里帰りに同行したのがバリに触れる...ソトアヤムを食する...スープカレーが生まれるきっかけになったのです。その時、すっかりバリに惹かれて何度か訪れました。特にインドネシアの料理...その味付け、味覚は、我々日本人にとても良く合うと感じました。
東南アジアに限らず、赤道近辺の国々の味覚は(好き嫌いは別にして)、スパイスや調味料の使い方が独特のクセがあって(良く言えば個性的)なかなかストレートに消化器系に入って来にくいものですが、タイ料理以上にインドネシア料理は日本人に合うと個人的には感じています。今回も又、昔より数段センスアップしたバリ料理に舌鼓...変わらぬ美味しさにホッと一安心。