また又、得意ではない政治問題のテーマになってしまうが･･･例の尖閣諸島沖の漁船衝突事件。あの悪名高い(各国の警察組織によりテロ団体として指定・監視されている)某NPOなどの団体のやり口と同じようなものではないのか。明らかに故意に突っ込んで体当たりしておきながら、あからさまで過激な日本批判･･･領有権のゴリ押しはもとより、あの悲しいほどお門違いで、お決まりの反日デモ(北京、上海などの都市部)は何とかならないものだろうか。海域内を操業している漁船にしても本当に漁師のものかどうか･･･政府による自作自演も十分に考えられるし、小規模の反日デモにしても何かマッチポンプの匂いもする。
何時もながら高圧で反日的な声明を発して、散々反日感情を煽っておきながら、少数グループ(お決まりのアルバイトじゃないか？)が反日デモに走ると、わざとらしく制圧するポーズ･･･今更ながら何か、虚しささえ覚える。先に上海万博で彼の地を訪れた時、それまで自分が抱いていた中国の様々なネガティブイメージが払拭されて、中国(の庶民の方々)を見直して、彼らに親近感すら持ち始めたのに、これでまた一気にイメージダウンしてしまった。万博が終わる前に、もう一度上海に行こうと思っていたが中止、キャンセル、とんでもない。
TV-NEWSの映像を見ると、普通に中国の民間人(？)が反日デモをやっているように思えるが、ヤラセのアルバイトでなければ結局、政府による長年の反日教育の成果だ。中国共産党政府がかかえる様々な複雑極まりない国内諸問題(特に貧富の格差、民族問題etc.)。何時、破裂するか分からないその時限爆弾･･･そこに国民意識がフォーカスして、フラストレーションが暴発しないようにスケープゴートとして、65年が過ぎても中国政府は相変わらず日本を標的としての反日感情を利用する。
中国はもう十二分に社会生活、民度も向上したのだから、そんな乱暴な手法は止めた方がいい。かえって国際的にはマイナスイメージになる。それにしても、である。日本は何時までへっぴり腰でなお且つ、悪役を演じなきゃならないんだ？自信喪失民族の狼狽は続く？
★虚空菩薩像
