変なとこ突いたら変なウミ出るぞ~

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昭和時代の日本人にとっては懐かしき「巨人、大鵬、玉子焼き」のフレーズ・・・素直な性格の私は(?)迷わず疑わず巨人、大鵬、玉子焼きの大ファンであった。当時の北海道のTV放送と言えば巨人戦と大相撲、空手チョップ力道山のプロレス中継そしてNHKお料理教室~玉子焼きの美味しい焼き方(?)くらいしか入らなかったのである。しかも我が北海道からは数多くの横綱(大鵬、北の富士、北の湖、千代の富士etc.)が輩出されたこともあって、なおのこと大相撲人気が高かった。

 

ところが今現在その角界、日本の国技でもある大相撲が揺れに揺れている。度重なる不祥事、様々な疑惑・・・そして今日、とうとうNHKが名古屋場所の放送中止を発表するに至った。これだけ世間をお騒がせしているのだからまあ、仕方がないところ。個人的にも、日本人の相撲取りが極端に弱くなってしまってからは、熱も急降下してしまった。生活レベルや物質的には豊かに(?)なってしまった日本人に、大相撲のような格闘技に必須なハングリー精神や大和魂を求めるのも実際、ムリからぬことであろう。

 

しかもあの角界、不可侵な部分も少なからず存在する摩訶不思議な世界(マジスパのそれとはかなり違う)であると聞く。信じ難い醜聞も時折、耳にする伝統の世界だ。今朝の新聞に「この際だから、相撲界のウミを全部出し切ったらいい」「でも、ウミを全部出し切ったら相撲界が消えてなくなってしまう」・・・そんな笑うに笑えない小話が載っていた。そもそも、これだけ日本人力士が弱くなって、興業としての大相撲を守るべく外国人力士を制限なく取り込んでしまって、それでも「国技」と呼べるのかどうか・・・。

 

それともう一つの基本的な疑問。今回の騒動は「プロ野球賭博」に端を発しているが、民間の賭博や博打など、金品を賭けて勝負をすると法律に触れ、逮捕及び拘留されてしまうことは周知の事実。そして、今回の事件では「軽度なギャンブル疑惑でも実名を公表する」と、まさに神経質なまでに報道されていた。だが、しかし・・・である。民間賭博の代表格でスケールも大きく、なんたって全国区の「パチンコ店」は何故、堂々と(民間賭博)営業できるのだろうか?皆さんは考えたことがあるだろうか?世の中ってのは、そんな裏の裏、闇の中の闇がゴマンとあるってこと。堂々とやられると陰謀めいたことも、すっかりかすんでしまい、何時の間にか既成事実になってしまうのさ。

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