初めての上海。改めて中国を見詰め直す必要あり☆

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今回の初上海ツアーは様々な面で、予想を遥かに超越した旅だった。今日までの3日間は、雨季だというのにずっと好天に恵まれ、気温も30℃を越えることもなく、万博やら市内観光にはもってこいの陽気だった。

 

上海の街はとにかくキレイである。街角には殆ど目立ったゴミなど落ちていない。万博開催中ということもあって、何時もより集中的に市内を清掃しているようにも感じられたが、それにしても清潔感はあるし、あのアジア独特の南国臭も上海にはない。市内は(都市)計画的に作られているので、圧倒的に広々している。そして緑(公園)や花園がいたる所に配置されているから、なお一層ゆとり感がある街の印象だ。

 

私の中国に対するイメージや先入観は、上海だけ見ても実際とはかなりのズレがあったし、今後は大幅に修正しなければならない。しかし、これだけ急速に経済発展した国家、総人口も14億人とスーパー巨大だから民族人種問題や宗教的な問題も複雑極まりない。そして内陸の農村部との経済格差は想像を絶するものがあるだろう。そのアンバランスや様々な問題を今後、どのようにクリアーしていくのかがこの国の大きな課題でもある。

 

実際、上海の物価は予想を遥かに越えて高い!我々のような観光客と市民国民とでは国家システム上、明らかに違い(二重価格)はあるにせよ、それにしても高過ぎる。特に私の場合、アジア各国からグッズや食品などを購入、輸入しているので上海市内の物価にはかなり違和感がある。

 

「安かろう、○かろう」の代名詞「Made in China」の氾濫は、日本の価格破壊をもたらしたほどだし、世界中の市場を席巻した。その本国の店頭に、そのお安いはずの(ヒャッキンでお馴染み)中国製品が不思議と見当たらない!正確に言うと、「安価なメイドインチャイナ」がないのである!中国で製作しているのだから、日本やアメリカの価格より当然、絶対に安いハズなのに...それがない!

 

初めての、それもたった一回の上海ツアー。それで何が分かる?とお叱りを受けるかもしれないが、その不自然で違和感のある価格設定(衣食住全てにおいて)...、今後の中国を思えば何となく危険な香りがするのは。考え過ぎだろうか...。まだ他のエリアも見ていないのにおこがましいんだけど...。

 

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