地球上の歴史を繰り返しているうちに我々人類は、本来誰にでも備わっていたはずの、数多くの素晴らしい特殊能力をすっかり失ってしまった。身の回りに便利な道具が増えていくにつれ、それまでの...それ以下の日常生活には逆戻りできず「もっと快適に！」という、目の前の便利さや欲望に溺れ、本来我々に備わっていた（現代で言う処の）超能力的な部分は、何時の間にか何処かに置き忘れてしまったのかもしれない。
捨てた能力...例えば「テレパシー」...殆どの人間が、あえてその能力を使えないようにしてしまったのだ。その上、（相手の気持ちを受け止める）感性のアンテナも、とっくにサビ付いてしまった。だから、現代人は「言葉」という道具を使って、自分の気持ちや考えを相手に伝えるしか他に方法はないのである。
なのに、現代人はその唯一のコミュニケーションツールである「言葉」を使った簡単な挨拶や会話すら忘れかけているではないか！多くの日本人は...思うように、必要な時に必要な言葉を使えなくなってしまった。たった一つの意志疎通のツール...言葉や言語を使えなくなってしまったなら一体我々は、どうやって相手に気持ちを伝えるんだ？どんな方法でお互いの意思を確認するんだ？
人間は自分の周囲を、自己中心的な便利さで固めてしまうと、知らず怠惰(なまけモノ)になってしまうものである。そしてやがては...何も深く考えることなく、作られた流れに身を任せて生きた方が楽になってしまうだろう。誰も...過去を反省することもなく、現在の自分自身の姿を見つめ直す...なんてこともしない。マイペースだから優先順位を意識する必要もない。
それでいいんだろうか？イイ訳がない！そんな、周囲の人たちへの配慮も気配りもなく、過去も現在も忘れてしまう人間や社会に、輝く未来なんて絶対にある訳がない！
テレパシーを使えないのであればやっぱり言葉を使うしかない！しゃべることまで面倒になってしまったら、人間はオシマイじゃないか！それも、「今こそ！」って時に、ちゃんとタイムリーに言葉のエネルギーを使えるかどうか...それが大切なことだし、そんなことは何時も話していなくちゃ分からない。
相手や周囲に伝わらなければ、言霊・言葉になっていないのだしエネルギーのカケラにもなっていない。マジスパはそれが自由自在、臨機応変に使えているだろうか？その辺りのエネルギーのスムースな交流が出来ていなければ、マジスパの存在価値なんて、コレっぽっちもない！
