朝青龍さん、絶対に政界...大統領だけはNGでっせ。

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昨日、朝青龍の故郷モンゴルでの記者会見は全く頂けない...と言うより、一人の人間としても見苦しかったなぁ。その元横綱とはマジスパも一寸した縁があって、多少なりとも気になる処ではある。何年か前に日本テレビの「たべごろマンマ」で、ベッキー&ママがマジスパにやって来て、スープカレーを朝青龍に紹介。で、「部屋のちゃんこメニューに入れとこ」とまで言わせたのだから。

 

うちのカレーを食べてからの快進撃で()優勝25回となれば、平成の大横綱。前代未聞、ヒール役の横綱ってのも異色だし、技も多彩で個人的には隠れタニマチだった。若き新入幕時代の型破りな反則的言動には目を瞑る。しかし、横綱昇進後も数々の暴言、「らしくない」言動の連続、極め付けの暴行傷害事件...そして挙句の果てに昨日のあからさまな横審批判と「自分は何も悪くない」...自国民には同情を買うような会見...日本の記者には露骨なケンカ腰...コレじゃあもうアカン。

 

例えば日本人がモンゴル相撲...彼と反対の立場でやっていて、彼と同じような発言をしたらモンゴル人は烈火の如く怒るだろうし、運が悪けりゃ抹殺されることだってあるかもしれない。彼の昨日の会見は日本の国技に後ろ足で砂を掛け、唾を吐いているようなものだ。相撲界に育まれ、大事業を興せるまでの報酬を与えてくれた(自力でゲットしたと思っているだろうが)、日本の相撲に対する感謝の気持ちが殆ど見えてこないのが悲しい。

 

若干17歳で日本に渡り、高砂親方の下でトントン拍子に昇進。親方も彼のあまりの強さに「技、体」は教えても、一番肝心な日本や相撲の「心」や精神を教育する暇がなかったのだろうか。当然、そんな親方の責任もあるだろうが、最後の最後まで野放図な彼の態度を見ていると結局は彼の本質的な「人間性の問題」なのだと思う。願わくば、お門違いの怨念エネルギーで「モンゴル大統領に昇進!」ってなことだけはご勘弁を...彼の性格なら、どんな技体で反撃されるか分からんもんね。

 

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