★お久しぶり...ハノイに飛んできました

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24日にBKKから札幌に帰って、情けなくもその気温差にやられてずっとダウン。思えばBKK前も38度の熱だったが、BKKの暑さにテンション&体力が急上昇して連日、猛烈に歩き回った後遺症だったのかもしれない。その体調が完全に戻らないまま、昨日(/11)札幌から今度はベトナム・ハノイに飛んで来た!

 

千歳発の大韓航空で、ソウル(インチョン)経由ハノイ着。そこでも小波乱...ソウルが積雪のため千歳発が2時間以上遅れ。幸い乗り継ぎのインチョン発の便も1時間半遅れで、どうやらトランジットは間に合ったものの、初ハノイの空港で迎えに来てくれているはずの太郎は如何に...って処だったが、深夜にも関わらず、忠実にも出迎えてくれていて「地獄に仏」の心境だった。

 

太郎ちゃんとは、名古屋店で働くベトナムからやってきた真面目な留学生。旧正月で三年振りの彼の里帰りに、私も初ハノイなので一緒に...ってことがきっかけだった。空港からはタクシーで真っ暗闇の中を約1時間、運ちゃんも散々迷った末、旧市街に予約していたホテルにやっとこさ到着。ホテルは小ぢんまりだが、小ギレイな部屋。街の様子が?だけにホッと胸を撫で下ろした。ハノイのホテルはアジアでも特別高いと知られている。荷を下ろして早速、迎えに来てくれた太郎と太郎の叔父さんと共に、深夜の旧市街のレストランでフォーを食した。

 

明けて今朝(2/12)8時半に太郎がホテルに迎えに来て、旧市街を歩き回ってみた...正直、絶句!同じベトナムとは言っても去年9月に訪れたばかりのホーチミン(多少洗練されている)とは大違いなのである一目見ただけで市内は中国カラー(共産党色)が濃く出ている。街を歩いてザッと眺めただけだが、とても購買欲をソソルものは何も見当たらないのだ。しかも(太郎には悪いんだけど)ゴミゴミして、めっちゃ埃っぽいし、インド・オールドデリーに似たある種、独特な香りに包まれた街なのである。

 

昨夜、ハノイ空港に着いた時は深夜でも暑かった筈なのに(最高32℃最低24)、今日は打って変わってかなり寒い(最高21℃最低13)のである。街も想像していたイメージとは全く違っているし、しかも風が強いので、体感温度もテンションも下がり気味なんだわ。

 

歩き疲れて、「早目に太郎の故郷・ナンブリックに行こうか...」ってことで、午後3時前に太郎のお母さんと三人、(バスも旧正月の帰省客で超満員だから)タクシー利用でハノイ出発...したのはいいけれど...後部座席に太郎とお母さん、前のシートは私ってこと。さ~ここからが大変。(3時間ず~っと)ハリウッド映画も顔負け、スタントなし恐怖のカーチェイスが始まった!

 

ホーチミンもそうだったが、基本的にベトナムには煩わしい信号機なんてものはないらしい。ハノイ市内もバイクと車の洪水なのに、交差点でのサーカス的な交差は実にお見事!それが旧正月、田舎への帰省ラッシュともなると、車線、センターラインなんぞあって無きに等しく、バイクと荷車とクルマが入り乱れ、も~ミラクルスーパー超越スリリングなデンジャラスドライビング!日本の何処かの遊園地にある絶叫マシンなんて子供ダマシに感じるって。

 

ナンブリックに着いたのは3時間後の夕方6時。途中、正視できないので強引に寝ようとしたが、凸凹道による激しい車体の揺れと鳴りやまないクラクション連発で、とても眠れたもんじゃない。とにかく、まずは生きて辿り着いたことに感謝。そして今日一日、一つの事故の現場も目撃しなかったことが奇跡に思えたのだった。

 

2010_0212_130754-何じゃコリャ、歩けない.jpg★ハノイ旧市街の混沌。バイクの駐車の上、車や歩行者が混然一体となって...危なっかしいったらありゃしないってば。

 

2010_0212_120ホアンキエム湖.jpg★ホアンキエム湖畔。この小さな湖の周囲が旧市街。ホテルもその一角。彼が太郎君です。ハノイ市内は見所がないなぁ~。

 

2010_0212_123440-湖近くのカフェ.jpg★ハノイの物価高は異常とも思える位。聞けば家賃も諸経費も高いのだそうです。こんなカフェでお茶するのも田舎の45倍だって。

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