なんとなく、えこのみくす☆その1

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前にもお話ししましたが、私は精神的に極端な数字アレルギー。幼い頃はそれ程、数学や算数も嫌いなわけでも苦手でもなかったのに、社会に出てから何故か突然、数字の羅列を見ると鳥肌直立現象が・・・。そのルーツは父、祖父に遡ります。母が税金などのテーマでトークを始めようものなら、父は「私の前でおカネの話しをするなぁ~ッ!」と、星一徹より先に「ちゃぶだい返し」が炸裂するのを度々鑑賞していたし、祖父に至っては例の「長嶋巨人入団」事件(?)

 

幼少時代に祖父から「大きくなった何になりたいのであるか?」の質問に「ト~ゼンだよ、お爺ちゃん、野球の選手にきまってらァ~!」「何故であるか?」「だってさぁ、お金イッパイもらえ・・・」理由を述べ終える前に強烈な鉄拳パ~ンチ!「孫よお前は、お金のために仕事をするであるかぁ~ッ!」「大和男児たる者、金銭で職業を選択しては、真に恥であるぞ!」・・・このような、あまり一般的平均的ではない金銭感覚の環境の中ですくすくと育まれれば、脳味噌の記憶回路や数字系DNAも変化せざるを得なかったのでしょう。

 

依ってその影響、と言うか後遺症には甚だしくホラーなものがあります。現在まで40年間の長きに渡りこの「食道」を歩いていながら(一応経営者であるのに)、信じられないことに売上げ、経費、損失利益、原価・・・自慢じゃありませんが(本音は恥ずかしなが))殆ど何も「見ざる、聞かざる、言わざる」なのであります。税理士さんに「経営者なんだからたまには真剣に決算書くらい見て下さいよ」と、呆れられる十姉妹。

 

「アーティストたる者、頭の中で電卓やソロバンを弾きながら創作活動をしてはならぬ」・・・(今は亡き)父と祖父から学んだ、経験と教訓からの私のゲージツ持論であります。

 

とは言え現在は各都市に城を構え、戦士たちも数多くいるわけ故、小生も全くの数字オンチと自嘲しているだけでは収まりませぬ。こう見えてもれっきとした城主。城中の戦士たちを守らねばなりませぬ。唯のパ~でもアホでもちゃいまんねんから。(*その2へ続く)

 

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