トカラ列島には行けなかったけど、札幌に帰って来たおかげで、神秘の天体ショーを垣間見ることが出来ました。この時期の日本列島はあいにくの梅雨の真っ最中。46年ぶりの天体ショー、日食は日本の大部分で見られるはずが、ほとんどの地方は曇りや雨で観測できなかったらしいですねぇ...。
今回はインド(バナラシ)辺りで始まって、中国本土~日本のトカラ列島・種子島・奄美諸島~硫黄島と続いた日本では46年ぶりの皆既日食ショー。中でも今回の日食の継続する時間が陸上で一番長い(6分以上)とされたトカラ列島、悪石島の天候は暴風雨、最悪のコンディションになったようで、TV放送を見ていても気の毒なほどでした。
NHKでは太平洋上の船舶と、硫黄島からの実況中継が放送されていたので、釘付けで観ていました。お天道さんが次第に欠けていく様子が刻々と映し出され、皆既時間が迫るにつれて周辺が急に暗くなって...ダイヤモンドリング!そして皆既日食!
★NHK-TVをデジカメっちゃいました。太平洋上の船から見た皆既日食です。
TVのモニターを通して見ているだけなのに、感動して涙が出そうになっちゃいました。荘厳で神秘的な宇宙に展開する超越的イベント...正に人知を超えたスペクタクルロマン!現場にいてこの目で見ることができたら、どんなにドラマチックで、心ドキメキ、感動することでしょう!!!
幸いなことに、皆既日食は人生2回のタイミングで体験できました(今回は札幌で部分日食だったけど...)。次は26年後?それまで待ってはいられまへん!何と、来年はイースター島で観測できるらしいのです。モアイ像が見つめる虚空彼方の視線と一緒に、皆既日食を眺めることができたら...今から念じていれば、不可能はないっ!
★札幌上空、午前11:10。札幌では最大の40%位の部分日食を、デジカメで撮影しました。朝から小雨まじりで、めちゃ曇天。でも、ちょうどこの時間に雲の合間から瞬間、見せてくれたんです!感謝!