上を向いて歩けば、涙もこぼれないさ

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暑けりゃ暑い、寒けりゃ寒い...だけなら何の能もないし、技能賞も演技賞もありゃしない。しかし、こうまで違うもん?札幌戦士たちの度重なる忠告メールで、寒波は覚悟していたつもり。夕方、千歳空港に降り立った時に直接、肌で感じる温度差には身体も思わずフリーズしちゃったなぁ~。いくら北方圏とはいえ、こりゃ7月の気温じゃないよ。札幌には癒されに来たはずなのに、寒さで固まっちまいそう...しかも、夜になって冷たい雨が...。

 

皆既日食02.jpgそこで心配なのが明日のビッグイベント。大スペクタクル天体ショーの「皆既日食」。日本では何と46年ぶりの公開公演!46年前は北海道で観測されたらしい。(そう言われてみると、私も何となく曇りガラスで太陽を眺めた記憶があるなぁ...)

次回のショーは26年後というから、人によってはラストチャンスになるだろうし、一部では2012年問題があるので、今回のイベントがそれこそ日本民族にとっては千載一遇の機会?!

 

去年からトカラ列島、屋久島への皆既日食ツアーを目論んでいたんだけど丁度、名古屋店のOPENもあり、早々と諦めていた。そもそも屋久島の受け入れ可能人数が4500人位というから、本職(?)から野次馬まで乗り込んで行ったら島も沈没しかねない。

 

皆既日食01.jpgこの北の果ての札幌からでも40%位の食が観測できるとのこと。ということは、何も高額な現地ツアーに行かなくても日本各地で(お天道さまさえ拝めれば)ショーは堪能できる。大阪、名古屋方面でもかなりの割合の食が見られるというから、後は空を眺めて祈るしかないですねぇ...。

 

それにしても、この天体イベントも(実際の大きさはかなり違っているのに)、地球から眺める月と太陽の見かけの大きさがほとんど同じ、という天文学的な確率の不思議な仕掛けなり、条件があるからこそ成せるスペクタクルロマン。現代人の視線は並行から下方がほとんどだから、たまには上を向いて歩いたら?という天の配慮と示唆なのかも。

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