夢は何時だって世界チャンピオンなのさ☆

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もう本当に三月も中旬になろうというのに、今日も一日中北極地方は小雪が舞って、路肩のチョモランマは雪崩を起こす気配も見せてくれない。あと一週間もしたら関東関西では桜の便りも届くというのに...。あまりの冬景色なので写真をアップしようと思ったのだけど「コレでも同じ日本?」な~んてこと言われそうなんでボツ。

 

ところで今夜はボクシング世界タイトルの豪華Wマッチ。普段からあまりTVは観ないのだけど、スポーツ観戦は好んで良く観る。女性からすると「あ~んな野蛮なモノ、気がしれない!」かもしれない。特に格闘技なんてのは観ていると即、動脈静脈が騒ぎ始め血圧、体温とも上昇。あたかも自分が闘っているかの如く興奮、発汗...根が単純やから疑似体験体質なのかもしれへん。

 

で、お見事、WBC世界タイトル戦は二試合とも日本の勝利!フェザー級の粟生は強い世界チャンプのラリオス(べズエラ)に挑戦、大差の判定で世界タイトルを奪取。バンタム級世界チャンピオンの長谷川は挑戦者のマリンガ(南ア)を、汗をかく間もなく何と1RでTKO勝ち!8連続防衛は国内歴代3位。3戦連続KO防衛は26年振りの快挙だった。

 

本当に二人のファイトには感動、感激!ヒヤリとするシーンもなく、実に強かった!勝利した瞬間の粟生の泣きっぷり、号泣ぶりは(気持ちは分かるけど)、ちょっと泣き過ぎなんちゃう?「泣くな!TVに映ってんだぞ!チャンピオンなんだぞ!」横からセコンドが激を入れてたのもご愛敬?

 

ナニワ店にはOPENした頃から足を運んで来るボクサーがいる。大阪ヨシヤマジムの松本憲亮クン(スーパーライト級)だ。彼もまた他のスポーツマンと同様、Offの(マジスパに来店している)時は「ホンマに大丈夫?」ってくらい心優しき青年。その優しい心からどうやってファイティングスピリットを捻り出すのか、何時も不思議に感じている。

 

去年1月、生まれて初めてのボクシング観戦が、憲亮クンが挑戦する日本スーパーライト級タイトルマッチだった。場所は東京・後楽園ホール。私はリングサイドに陣取って熱烈応援。試合前に激励しようと控室に行ったのだけど、もう彼はすでに興奮の極致で、虚空彼方を見つめる前線に立つ戦士のようだった。

 

リングサイドでの観戦は、超越的迫力だった。一発一発のパンチがヒットする度に、その炸裂音が強烈な波動となって、私の身体中に振動してくる!それは想像を遙かに越えたものだった。結果は健闘及ばず玉砕だったが、ランク差をモノともせず、怯まず立ち向かった憲亮クンの勇敢さ、ファイトに大感激したのである。

 

こんなことで男は「生きる勇気」や「頑張るエネルギー」をもらえる。彼が勇気を示したリングには、とても立てたもんじゃないが、人として「人生のリング」で正々堂々と、100%のパワーで生きていこう!って気になれるもんなのさ!!!

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