どこでもドア...使いたい気分

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雪だるま2.jpg8日ぶりでホームタウンに戻る。千歳空港に降りたら0℃。それほどの冷え込みじゃないんだけど、名古屋は15℃、大阪は13℃...またしても春から冬へ逆戻りじゃん。小生、ほぼ一年中、日本や世界を飛びまわっているので、殆ど体内の季節感覚は失われつつある(子供の頃はメリハリのある北海道の大自然の四季を感じていたなぁ)。しかし、毎度オナジミとは言え体内時計は崩壊寸前だし、今回は特に首肩の痛みがあるので、一段と北方圏の寒さがシミル...。

そう言えば今日から(5日)札幌は「雪まつり」でござった。メデたく還暦(60回目)を迎えるこの雪まつりも、年々暖冬の影響で雪像製作もかなり厳しいものがあるのですよ。ちょっと前までは市内の大通公園のメイン会場、大規模な雪像で有名だった真駒内会場(自衛隊内で開催・2005年終了)、氷像中心のススキノ会場の3カ所で催されて、その中でも家族連れの札幌市民ならファミリーで遊べる真駒内会場に挙って足を運んだものです。

処が近年の暖冬。長いこと北極暮らしているとその変わりようがまざまざと感じられる。私が子供の頃は「冬はとっても冬、しっかり冬」だった。「雪に埋もれて2階の窓から出入り」...郊外の田舎に行けば当たり前の風景だったし、市内路肩の雪山はゆうに2~3メートル以上はあった。最近は除雪排雪も大掛かり。その上暖冬なもんだから、雪自体がめちゃ少ない。「スッポリ雪に埋もれた銀世界」なんてロマンチックな冬景色...滅多に市内では上映されなくなってしまった。

除排雪がマメになって、真冬だというのに何度も雨が降り、日中は妙に暖かい。そして...氷点下の夜を迎えたり、真冬日になったりすると...魔の超ツルツル、ミラーバーン(アイスバーンの上級編)の登場!と、相成る。普通に歩くにもクルマを運転するにも、あの中国雑技団並の歩行&ドライビングテクニックが、もう絶対に必要。今年もすでに札幌戦士の8割が転倒(1名は入院)犠牲者が出たっ!ドカ雪(日に30~50㎝の積雪)も年に数回はあるけど、最近の札幌は氷凍街の色濃し。道外からのお客さま、(靴底にはスパイクなどの滑り止めを付けるなど)くれぐれもご注意くだされ

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