本日、リハビリの第2ラウンド。明後日から名古屋、そして大阪へと行かなきゃならないので、何とか左肩、ケンコー骨の痛みだけでも和らげておきたい。明日、もう一回リハビリできる。だが、たったの3日間だけで原状復帰はムリでしょう!と、理学療法士(PT:フィジカルセラピスト)さんからタイコ判を押されてしまった。そりゃあ、そうでしょう...けど、
「そこを何とか!」...そんな熱意は、時として不可能を可能に変えることだってある。PTさんに昨日の全コースのレベルアップをお願いね...けん引も、あの大嫌いだった電撃治療器も...(バブルジェットのウオーターベッドは最初からエクスタシーを求めてパワーアップする腹積もりだった)。首のけん引は、首部がスッポリ抜けない程度までなら、男らしくチャレンジした方が良さそう(イチ応、PTさんに確認した方が良いかも)。
で、恐怖の電撃マシーン。「痛みを消したい」その切なる思いは「ガンガン、メモリ上げちゃってくだはい」...自分でも信じられないリクエストを申し込んでしまった。大丈夫?は、は、は...い。私は目を閉じてその瞬間を待った...スイッチ・On。...ン...ンッ?ビリビリ攻めては来るけど、それほどでもナイ。「もうちょっと上げてもイイんですけど...」「シモムラさん、今日はこんくらいにしときましょ」
何十年も忌み嫌い、遠ざけていた電撃治療マシーンのパルス。それが驚くなかれ、一夜(1回)で電撃ピリピリ攻撃に対する「耐性」が生じたのである。単に慣れちゃっただけのことかもしれないけど、「慣れ」るってことはつまり、環境適応能力でしょ。私の肉体、精神はまだまだ如何様なシチュエーションにも、フレキシブルに対応可能。つまり、若さがある証しでもあるってことじゃん!ちょっと嬉しい。
耐性といえば「辛さ」も同じ。アジアを旅していて二日も過ぎれば屋台料理の激辛にも、あの独特でビミョ~なアジアの市街臭にも、大方の人は慣れてしまう。何しろ暑くて脳ミソ沸騰バーン、思考能力が著しく低下しちゃうのも原因だろうが、日本にいる時も同じ現象(辛味耐性上昇)が起きるのは誰もが経験すること(マジスパのカレーでね)。
根っからの辛党(又は辛さオンチ)も、世の中には少なからず棲息している。また、個人差はあるけれど一般的に「辛さの耐性」は割に上昇しやすく、抜けもしやすい。ウチは昔から諸外国からのお客さまも多数ご来店くださる。タイ、インドネシア方面(辛之国)からの留学生は来日して一ヶ月も過ぎると、とたんに「辛味弱体化」が顕著になって、ほとんどのアジア留学生たちは「日本人の舌(味)」に近付いちゃうんだよね。「涅槃」クラスでヒィ~ヒィ~呻いて、ギボさん(辛さに降参)する、自称元辛党のタイ人も珍しくない(地元のピッキヌーなのに)。
マジスパ戦士(スタッフ~)たちも、初めはお上品に「辛いのが苦手で...」とヘッピリ腰だったのが、カレーのG食(まかない)を食するうちに、ミルミル・エスカレート。その後、間もなく100%の戦士がへっちゃら~な顔で「虚空」まで飛んでしまう...そんなものです。
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そりゃあ納得、とても道理にかなっている。マジスパの場合だと7:3の割合で涅槃~虚空レベルは女性のご注文が多い。女性が「辛さに強い」ってことは、(ツライと読めば)激痛、劇毒にも(太古の昔から王さま、殿のお毒味役は男と決まっている)、今流行のウイルスたちにも強いってことになる。
そしてまた環境順応(適応)能力だって軟弱な世の男どもより、ズ~ッと女性の方が抜きん出ているということは火を見るより明らかっ!例えば、アベックでドライブをしていて、万が一クラッシュが起きてしまったら、種の保存の法則からして「天は迷わず男を捨てる=女性を救いたもう」のでござるよ。人間のDNAはそんなふうに創られている。大量交通事故死をごらんあれ、圧倒的に女性の方の救命率が高いんだから。
平均寿命は日本は男(銀)女(金)とも世界のトップクラス。ほんでもって、どの国も女性の方が遙かに長生き...これじゃぁ、どのデータを拾っても男に救いがないやんか、って?実際、そうなんよ。だからこそ我々男種族はガムシャラに頑張らなきゃアキマヘンのや!もうすでに土俵際まで追い込まれているんやから、ゴタゴタ言わんと強固な精神論でも一発ブチかまして、意地(あったらの話)でも何かせ なアカンでぇ!
そこで、世の男組に贈る◇マジスパ五ケ条◇「一:ケンカするな、二:ケガするな、三:ケチらず、四:ケンキョに、五:ケッパレ!」
★本日の写真:スペイン・アンダルシア地方の空(コレは真実)