心と潜在意識を写すカメラ

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Fuji02.JPGのサムネール画像毎日のブログ中にある写真はマイ・フォトコレクション。とても、上手とは言えませぬが物心ついた頃からずっとシャッターは押し続け。よって、かれこれ半世紀のキャリア?しかし経験が長いだけで、フォトコンテストに応募する訳でもなく、からっきしメカニカルオンチスト。分るのはせいぜいメーカー名くらいなもん。自他とも認める典型的なアナログース族(地球外惑星から高度な科学技術をもって飛来した宇宙人の子孫なのに...矛盾するんちゃう?)。

メカ音痴は何もカメラに限ったことじゃないけん。めっちゃクルマ好きなんやけど、エンジンルームを見るのが苦手でボンネットもなかなかご開帳しない(セルフ給油だって最近やっと慣れた)。家電や電気製品なら、せいぜいOn・Offのスイッチを触るくらい。時計もデジタルになると見てもピンと来なくて時感覚が消滅...だから持つなら針時計か正確さなら腹時計。

ATMに至っては(使用頻度が少ないからしゃ~ないけど)アレルギー反応が起きる。どだいあんな金属箱に命令しただけで、誰でも一発で現金を出せるなんて全くアンビリバボー。ある日(奈良のスーパーだった)、額に汗しながらATMに向かって奮闘していた。で、気が付くと後ろにいぶかし気な視線の長い列...「二度と触れるまい」...心に誓った。

携帯電話も多機能過ぎて(近年はあらゆる電気製品そうなんちゃう?)、使いこなすどころやおまへん。普通の通話、写真撮り、メール...と、いたってシンプル。PCがトラブろうもんならバンザ~イ、もうあきまへ~ん。基本的にメカニカしたモノは恐怖を感じるし、電気電子モノは説明書もマニュアルも無きに等しく「動けばイイ、見れたらイイ、映ればイイ」が私のスタンス。

そいでもって小学生の時、初めて手にしたカメラが知る人ぞ知る「フジペット」。カメラがまだ高値の華だった時代にファミリー向けに発売された名機(かな)。それからしばらく銀鉛写真(フィルム使用のカメラ)時代。今だとプロ写真家かマニアがコレクションで集める位なもんでしょう?んでもって解像度どうのこうのカマヘン、気にしないメカ音痴にとっては非常に便利なデジタルカメラ現わる!

PCの一般普及もスゴイと思う。がガが、デジカメはもう全人類が身体の一部の如く、当たり前に使っているけど、ホンマ便利なモン思いますわ。何より、失敗恐れず気軽にパシャパシャやれる(何かプロチック)のがGood。海外旅行にもフィルム何本も持っていく必要ナシ(あんな小さな&最近は安価なSDカードで何百枚も撮れるんやからスゴ!)。プリンタやモニターがあれば即、観れる!いちいちプリントアウト、めんどいアルバム整理なんてこともなく、膨大な枚数のゲージツ写真もPCにスッキリ保存でOKね。そう言えば街角のDPEさん風景、なくなったなぁ~。

ほいでもって私の場合、何~んにも考えず、頭カラッポ、意識を眠らせてアッチの街角パシャ...こっちの多民族パシャ...赤と青のグラデーションを描く夕焼けをパシャリンコ...後でその写真を(少し)冷静に見直すと、自分の(普段は気付かないでいる)潜在意識の視点や焦点が見えてくる。「自分は今現在、何を観ようとしているのか、どんな視点で物事を観ているのか...」そんなことが、客観的に分かってくる。つまり、無意識でパシャると被写体を写しているんじゃなくて、実は自分の心を映している...それが私にとっての写真。カメラの存在価値なり。

ずっと前のこと...ある有名写真家にお会いしてお話しする機会があった。彼のたまふ「オレに文才があれば小説家になっていた。絵心と技術があれば画家になっていた。たいして才能ないし、喰っていかなきゃならん。誰でもできるし簡単だから写真を撮ったんだよ」...それこそシンプルで、ごもっともで分かりやすいんだけど「食べるためにゲージツしてる」って、そう明確に生臭く宣言されると、どっか引っかかるしプチ幻滅もある。いくら喰うため生活のためとはいえプロなら観処、映し処が違うでしょ?それに「喰う」って表現は「生活感」が露骨で好きじゃない。やっぱり「食べる」が自然&柔和でしょ。

富士山が大好きで、富士山の見えるポジションにいたら思わずカシャります。ヒマラヤ山脈を初めて眺めた時は意味も理由も分らなかったけれど涙が出てきました。Mt.Fujiも毎度、私の涙腺を責め立ててくれます。何と、メデタイことに下北マジスパ近くの自宅マンションからは(快晴条件)富士山が眺望可能!超越幸運也!度々感涙也!(*今日の写真:遠く富士山が見える

★因みに元旦の銀河の写真は、数年前に愛船(myUFO)を駆って銀河宇宙全体会議に飛んだ際、記念に船窓から撮ったもの(か定かではない?)。ワープした瞬間にパシャったものですから、少々歪んでいますねぇ~。

 

 

 

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