山下達郎さんのシアターライブに行って来ました。ライブをシネマで観るなんて...そんな抵抗があって今まで興味もなかったのですが、ひょんなことからチケットが手に入って「とりあえず...」的な感じで足を運んでみました...が~、です。結果、めっちゃサイコ~でした。本物のライブとはまたゼンゼン違った感動と興奮、面白さがありました。
本物のライブではアーティストさんの細かな表情など見れるワケもなく、しかも達郎さんのような「聞かせる」シンガーだと、ジックリ落ち着いて聞くことができるんですよね。しかも音響、サウンドが最高に良かったです。いや~ホントに、今までにない感動がありましたね~思わず涙が出てしまいました...特にスロー、メロウな曲や前の店BIGSUNのテーマソングでもある「LOVELAND ISLAND」が流れたりするともう...嗚咽!
達郎サウンドに出会ったのは70年代のこと。シュガーベイブ、大瀧詠一のナイアガラレーベルに始まって、達郎アルバムなどのレコードを買いまくりました。モチロン全部持っています。70年代、札幌市民会館での初ライブも家族揃って行ったものです。そんなこんな...シアターライブを観ていて、ビッグ・サン当時の懐かしく、古き良き思い出が次々とよみがえってきたのです...。
BIGSUNのイメージはアメリカン・ウエストコースト。当時は今のUSJ的なテイスト、カフェバーが流行る兆しを見せていたのでいち早く取り入れてみました。でも店内で流す音楽は全部私が編集した日本のPOP-MUSIC。郊外タイプに限らずJ-POPを流すレストランなど当時はほとんどありませんでしたね。
山下達郎、サザンオールスターズ、ナイアガラソング(大瀧詠一)、竹内まりや、TUBE、EPO、須藤薫、杉真理、ユーミン、来生たかお、杉山清貴&オメガトライブ、南佳孝...もうホントに色々...でもあの頃はたしかJ-POPなんて言いません。ニューミュージックというジャンルでしたね。私は特に達郎&サザンの音楽をメインにしていました。
ビッグサンのOPEN6、7周年のイベントの時にサザンのドラマー松田弘さんがライブの帰りに来店して下さって一緒にイベントゲームをしたこともありました。それと後に、娘がシンガーになってからのこと...松田さんが製作したアルバムに参加させて頂いたりして...シンクロも続いています。