★☆★GDPよりGNHだって!

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札幌の気象台は先日「初雪観測」していたらしいのですが、私は認めまへん(笑)。何故なら今のところ未だ雪を見ていないからです。ここ2,3日寒いことはホントめっちゃ寒いけど、周辺では雪のカケラもないし藻岩山にも手稲山にも白いモノはちっとも見当たりまへん。平年は10月28日位やねんから、記録的に遅い初雪記録なんだそうで...スキーをガンガンやっていた頃は雪も又楽し、だったのですが今は遅ければ遅いほど幸せでんねん。

 

ところで現在、ブータン国王ご夫妻が初来日していますね。先月、結婚したばかりのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王(31)とジェツン・ペマ王妃(21)はホントイケメン&美女のカップル。失礼ながら親しみを込めて申し上げれば国王さま、何処か若かりし頃の(それこそアントキノ)猪木さんを彷彿とさせるような感じですねぇ...。

 

そんな冗談さておき、決して物質的には恵まれているとは言えない彼の国・ブータンですが、先の東日本大震災に対していち早く百万米ドル(約八千万円)もの義援金が寄せられています。そして大震災後の翌12日には国王主催で「祈りを捧げる式典」を開いてくださったのだそうです。なんて心優しい国民性なんでしょうか!

 

それもそのはずブータンは物質的な豊かさではなく、心の充実感を指標とする「国民総幸福量(GNH)」を重視するヒマラヤの敬虔なる仏教国。GDPを豊かさの指標とする他の国々とは人間の霊的レベルが違うのです。国民の90%以上の人々が「この国民で良かった、幸福」であると実感して認めているのです。素晴らしいことですよね。先進国と呼ばれ、経済競争とマネーゲーム、弱肉強食の略奪搾取に明け暮れている国々はこのブータンから「幸福の知恵」を学ばなければなりません。

 

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