色々なことがあった一週間でした*****

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弟の野辺送りの儀は恙無く、滞りなく終えることができました。現世界を離れた今、弟の霊魂は何を悔い、何を悟っているのでしょうか。その以前に旅立った父母と同じようにこの世の全てのことを悟った今、例え現世で何があったにせよその霊魂に向かっては、ねぎらいと感謝以外の何の言葉も持ちません。

 

TVでは連日、東北・北関東大地震による被害、救済活動や被災している方々のご苦労、福島原発での復旧作業の様子を映し出しすと同時に、気が付くのは一日中流されているACジャパンの広告。民放TVの企業広告の自粛による民放局側の対応らしいのですが、そのACジャパンに対して一部の人たちが、へそ曲がり的な偏屈論で反発しているらしいのです。とても悲しいことです。放送されている一連の広告は(ほとんどの方々がそう受け容れているように)シンプルだけど新鮮で感動的、素晴らしいコピーではないでしょうか。窮地に追い込まれている日本自身を励ますためもあるでしょうがむしろ、一年中やったらいいのに...そうしたら、日本人の心はもっと素直に「日本人らしく」洗脳されるだろうに...とさえ思っている位です。

 

TVをはじめとするメディアのCM、誤解を恐れずに言えば学校教育もある意味「洗脳」ではないでしょうか。戦後、経済大国に大発展を遂げた我が日本ですが、その勝ち得た物質的な豊かさと引き換えに我々は、掛け替えのない大切なものやこころ...例えば「日本人の魂(アイデンティティ)」を失ってしまったように感じていました。

 

それが「目に見えない思い、こころが、思いやりやこころづかいとなって見えてくる、感じてくる」そんなACジャパンの呼びかけに応えるかのように、日本中の人たちの優しさや思いやりが全国的な規模で、今までにない目を見張るほどの大きなうねりになってきたように思うのです。こんな「洗脳」なら、本来の人間性回復にはもってこいです。戦後の荒廃し切った日本が見事、奇跡的に復活した時のように我が日本人は土壇場に追い込まれたり、後がない窮地に立たされたら、同じ志を持った者が「和を持って」一枚岩になり、驚異的な復元を果たすべく「大和魂」の底力を発揮するのです!そう信じています。

 

そして(何故か表のNEWSでは報道されないけれど)全ての日本国民が大賞賛、大感謝すべき、尊敬すべく素晴らしい真の日本の勇士「フクシマ・フィフティー」のこと。彼らの献身...というには言葉足らず、それを遥かに超えた、自らの命を危険にさらしつつ「核の危機」を死守する勇者。被爆や死を覚悟しつつメルトダウンを阻止するために施設に留まり、日本及び日本国民を大惨事から守ろうとする50人の戦士がいます。使用済み核燃料棒から噴出する放射線を被曝しながら現場に残り、数々のトラブルに対処し、闘っているというのです!映画「アルマゲドン」でB・ウイルスが最後に演じた自己犠牲による全地球の救済...まさに、そのシーンと同じような状況が今まさに、福島第一原発にあります。超献身的な自己犠牲で原子炉の復旧作業を続ける勇敢なる「フクシマ・フィフティー」とそのご家族の方々に幸多かれ!と日本の国民一人一人が、心で強く感謝と祈りを捧げたいと思います。

 

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