物言えば唇寒し...喜怒怒哀哀楽?

|

今日はタイトルの如く、その心と感情の振幅が極端に現れた一日になってしまった。キッチリ冬の佇まいになってしまった北海道。スコーンと抜けるような青空広がる秋晴れの今日の札幌も、頬に吹き込む風はピリッと冷たい。

 

2010-10-bali10.jpg砂漠時代の21世紀。人の心もすっかり乾き切って、ジョークやダジャレも無視されたり受けないのは未だ自嘲で済むが、少々ブラックなスパイスを利かせると、真剣に怒られたり逆切れされたり...。「言いたいことを自由に言えるのが民主主義」...かと言って、(例えば政治的、宗教的なことを)本当に自由に話したり書いたりすると何となく寒々しいし正直、怖い。それだけ人間種の行動...やること成すことが年々、過激になっているような気がする。

 

2010-10-bali08.jpg私はこの仕事を始めてから、かれこれ40年になろうとしている。そして、変わらぬ信条は往年の大演歌歌手・村田秀雄さんの名セリフに倣って「お客さまは神様ナリ」。だから、最低でもその精神やマジスパの方向性を各店の戦士に理解、徹底させるのが第一と信じている。

 

2010-10-bali11.jpgところが最近は、お客様をお客様と思わないような対応をする処(店舗・店員、会社・社員)が目立って多い(全部が全部と言わないが)。それが単に対応が悪い、つっけんどん程度(コレも悪いが)なら昔からいそうなものだが最近は、殆ど意識が「コワレた」状態で反撃する輩がいたりする。呆れて、「開いた口が塞がらない!信じられない!狂ってんじゃないの!?・・・etc.」てな具合に...。

 

2010-10-bali09.jpg今日、その(絵に描いたような)アンビリバボーでクレイジーな対応をされてしまったのである。今でも思い返せば全く考えられないことだが、トラブルの原因や責任は絶対的に向こうにあるのに逆に、お客であるこちらの言い方が悪いとまで言い始めた。どう割り引いても信じ難く、釈然としない。だが、この事を通せばどうなるのか・・・?「物言えば唇寒し秋の風」真実の言葉は災いの元なのだろうか・・・芭蕉の時代も、21世紀も変わらない。

MT4.1 テンプレート 無料(フリー)