ニャチャン癒しの放浪記

昨日はベトナムも台風直撃。此処ニャチャンの北約500kmのダナン(ベトナム戦争の激戦地)では、台風がダイレクトに上陸したらしく、多くの犠牲者が出たとTVのNEWSで放送していましたが、一夜明けた今日は台風一過。朝から青空も広がって、目の前のヴィンパール島から昇るご来光を拝みました。

海に沈みゆく壮大な夕日、今朝のように神々しく昇る朝日・・・その太陽のイベントを眺めるために、沢山の人たちがビーチに集まって来て、座り込んで、静かにジーッと海を見つめているシーンはリゾートでは大体、何処でも恒例になっているようですね。今朝も朝の5時半前から大勢の観客が、ニャチャンビーチの向いにあるヴィンパール島を眺めていました。

今日はご来光を拝み、潮騒を聞きながら南国の太陽エネルギーを感じ、南シナ海の波と一緒に戯れて、海岸沿いを歩きながら街の市場まで足を伸ばしてみました。今はオフシーズンなのか、何処に行っても外国人観光客は少なく拍子抜けでしたが、おかげでアジアリゾート特有の喧騒もなく、ノンビリゆったりエネルギーチャージできました。

街や市場の物価は流石にリーズナブルで、食べ物も以前とは比べ物にならないくらい洗練されていて美味しいし、14年前の印象とは全く違っちゃいましたねぇ・・・昔は社会主義経済の色が濃かったような気がします。料理も横並びで美味しくも不味くもなく、お土産品や物価も観光客にはキッパリ二重価格。何処の店も変わり映えしない同じ商品しかなく、値段も値引き率も同じ・・・といった風でした。ベトナムも中国がそうであるように、市場経済に大きく変化したのかもしれません。